草臥しの騎士とは? わかりやすく解説

草臥しの騎士(The Hedge Knight)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 02:49 UTC 版)

氷と炎の歌」の記事における「草臥しの騎士(The Hedge Knight)」の解説

1999年発表

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草臥しの騎士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/04 01:05 UTC 版)

ダンクとエッグの物語」の記事における「草臥しの騎士」の解説

シリーズ最初中編であり、ロバート・シルヴァーバーグによって編集されアンソロジーLegends”(日本語題伝説永遠に』)に収められ1998年出版された。後に6冊からなるコミックになり、さらに グラフィックノベルとしてまとめられている。『伝説永遠に』では「放浪騎士」というタイトルであったが、日本語訳されて出版された『七王国の騎士』では「草臥しの騎士」と改題されている。河間平野アッシュフォード舞台とする。 夜の間に老齢の〈草臥しの騎士〉サー・アーラン・オブ・ペニーツリーが亡くなり従者である大男ダンクはサー・アーランを埋葬し最後祈り唱える今後進むべき道を熟慮した末、ダンクアッシュフォードへの旅を続け騎士として馬上試合に出ることにし、サー・アーランの鎧、武器、3頭の馬、そして残りの金を引き継ぐ街道沿いの旅籠で、ダンクエッグと言う名の頭を剃った生意気な少年出会い少年ダンク従者になってやると申し出る。〈長身のサー・ダンカン〉(サー・ダンカン・ザ・トール)と名乗るようになったダンクは断るが、エッグ密かにアッシュフォードまで追いかけて来る。ダンク少年情熱感じ入り馬上試合備えてエッグ従者とする。 アッシュフォードで、ダンクペイトという職人自分の体に合う鎧を作ってもらうため、1頭の馬を売る。ダンクは、サー・ステッフォン・フォソウェイの従弟従者である、レイマン・フォソウェイの友人になる。騎士である証拠がないため、ダンク馬上試合には出られない思われたが、王の世継ぎであるプリンス・ベイラー・ターガリエンが保証人となってくれる。サー・アーランの血筋でないものはその武器引き継ぐことはできないため、ダンクドーン出身人形遣いの娘に盾の塗り直し依頼するダンクエッグ肩車し、庶民に交じって最初の日の試合見学する鮮やかな武技見られたあと、プリンス・ベイラーの甥プリンス・エリオン・ターガリエンは馬上槍試合でサー・ハンフリー・ハーディングの馬を狙うという不名誉な行動をとる。 その夜ダンクがフォソウェイ家のテントレイマンと酒を飲んでいた時、人形遣いの娘がプリンス・エリオンに痛めつけられているとエッグ知らせに来る。ダンクは思わず彼女を守りエリオンの顔を殴り足蹴にしてしまう。プリンス護衛ダンク逮捕しエッグ自分エリオンの弟のプリンス・エイゴンであることを明らかにしてダンクの命を救う。エッグは牢にダンク訪れ長兄のプリンス・デイロンの従者になるつもりだったが、臆病で酔っぱらいのデイロンが逃げ出したため、従者になる夢を果たそうと名を偽っていたと言うダンクは再びプリンス・ベイラーと会いプリンス殴った手と蹴った足の切断刑を受けるよりは決闘裁判を選ぶ。だがプリンス・エリオンは〈七の審判〉を要求し、その兄の、旅籠酔い潰れていたプリンス・デイロンもまた、エッグ誘拐した罪でダンク告発するアッシュフォード公、プリンス・ベイラー、そしてエリオン、デイロン、エッグの父であるプリンス・メイカーからなる会議は、プリンス・エリオンの要求受け入れざるを得ないダンク告発側の7人の騎士対抗して、共に戦ってくれる6人の擁護者騎士を見つけなければ裁判放棄して切断刑を受け入れざるを得ない。 ステッフォン・フォソウェイがダンク最初擁護者となる。レイマンとステッフォンは、他にも擁護者探してくると約束するエッグもまたダンクのために擁護者を見つけてくると約束する。プリンス・デイロンがテント現れ酔いつぶれていた間に弟の行方見失ったため、ダンクへの告発でっち上げたと白状し父親メイカー武勇名高い〈王の盾〉から3人を決闘に出すつもりであると警告する。デイロンはまた、死滅したはずのドラゴンダンク夢を見たといい、自分の夢は常に正夢になるため、ターガリエン家の象徴であるドラゴンの死は、ダンクがターガリエン家の者を殺すことではないか恐れる。 ダンクは再び職人ペイト会い新しい盾を受け取る。決闘裁判の朝、レイマンは、プリンス・エリオンから受けた屈辱復讐求める、サー・ハンフリー・ハーディングとサー・ハンフリー・ビーズベリーを連れて戻る。エッグは、〈七の審判〉で名を上げようとする、サー・ロビン・リースリングと“笑う嵐”サー・ライオネル・バラシオンを連れてもどる。ステッフォンも戻るが、領主にするという報酬釣られて告発者側で戦うと言う従兄の裏切りに怒りレイマン騎士となってステッフォンの代わりに戦いたいと言うが、ダンク騎士叙することを躊躇するダンクアッシュフォード公に呼ばれている間に、サー・ライオネルがレイマン騎士叙する。7人目騎士が見つからないため、ダンク観衆訴えかける誰も進みでない。そこで、3人の家族告発者の側で戦うにもかかわらず、プリンス・ベイラー自身ダンク側に加わると宣言する会場両側に14人の擁護者並び馬上試合が始まる。告発者側はプリンス・メイカー、プリンス・エリオン、プリンス・デイロン、〈王の盾〉の3人、そしてサー・ステッフォンである。ダンクはプリンス・エリオンに向かうが、すぐに落馬する。だが、ダンクはプリンス・エリオンを引きずり倒し大きな体が生かせ路地での喧嘩要領でプリンス・エリオンを盾で殴り降伏させる。プリンス・エリオンは告発取り下げ裁判は終わる。戦いで二人のサー・ハンフリーが命を落とす。プリンス・ベイラーがダンク近づき祝福するが、酔っているかの様子を見せる。潰れた兜を脱いだ時、息子のプリンス・ヴァラーのために作られたさほど頑丈ではない兜が、頭への打撃防げなかったことが明らかになり、プリンス・デイロンの予知夢現実になる。葬儀の後、プリンス・メイカーはダンク会い自分棍棒が兄プリンス・ベイラーを殺したと言う。彼は息子プリンス・エリオンの行動残念に思いダンク自分の家来となり、末息子のプリンス・エイゴンを従者として教育してくれと申し出る。だがダンク放浪の旅続けたいと言いエッグ従者にしてまともな騎士育てると申し出るダンクエッグは、ダンク助けた人形遣いの娘を探すためにドーン旅立つ

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「草臥しの騎士」を含む「ダンクとエッグの物語」の記事については、「ダンクとエッグの物語」の概要を参照ください。

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