能力開発センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 20:37 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動能力開発センター(のうりょくかいはつセンター)は、
- 株式会社ティエラコムが運営する学習塾
- 株式会社ワオ・コーポレーションが運営する学習塾「能開センター」
- 職業能力開発促進法に規定される公共職業能力開発施設「職業能力開発促進センター」
- 職業能力開発総合大学校が設置していた旧・能力開発研究センター(現・基盤整備センター)
- 都道府県が設置する職業能力開発センター「職業能力開発校」
能力開発センター
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概要 能力開発センター(のうりょくかいはつセンター)は、株式会社ティエラコムが経営する学習塾。本社が兵庫県神戸市にあり、西日本を中心とし43校をもつ。「困難にたじろがない、一人で勉強できる子に」という教育理念に基づき、主に小中生を対象とした学習指導を行っている。 沿革 1976年(昭和51年)6月1日 - 株式会社能力開発センターを神戸に設立 1995年(平成7年)11月1日 - 株式会社ティエラに改称 2000年(平成12年)6月1日 - 株式会社ティエラコムに改称 教育内容 毎週の週1回の授業を中心とする「ゼミ」、春期・夏期・冬期の長期休暇期間に行われる「講習会」、年3回行われる「ティエラEXオープン模試」(中学3年生は「ティエラEXオープン高校入試本番レベル模試」と呼ばれる)という全国模試を中心とした「模試」、そして春期・夏期・冬期の長期休暇期間に行われる「合宿」を、主に教育の四本柱にしている。なお全ての柱の土台は、教育理念である「困難にたじろがない、一人で勉強できる子に」である。 授業(ゼミ) 元々週一回の授業を基本とし、それが土日中心だったため、「土日ゼミ」と呼ばれた。ゼミでは「予習型繰り返し学習」という、予習中心でなおかつ同単元を繰り返し学習することで、「学校準拠型」というよりも、受験に向けた「実力養成型」の独自の学習スタイルを確立している。 予習中心の学習であることから、まず一週間分の宿題を取り組む事から始まる。予習においては参考書を活用して単元のまとめを行い、「基本・標準・応用」の難易度別の問題を解いてくる。その上でゼミと呼ばれる授業があり、学習単元の理解を深めていく。 また、毎週既習単元の確認テストが行われ、小中学生共に「通常テスト」と言われている。相対的な順位や各単元の理解度が成績表を通してわかるようになる。「ビットキャンパス」とよばれる通塾生用のサイトがあり、そこでは情報の交換や、学習単元の理解を深めるための「WEBテスト」というインターネット上の確認テストを行うことが出来る。また、各週に行われるテストの全国成績優秀者もここで確認できる。 年間を三期に分けた年間の学習スケジュールに基づいて、学習単元が構成される。学年内容の学習単元は二期までに終了し、三期では既習単元の復習と次学年の予習が行われる。 中学三年生の受験指導においては、9月までで3年内容の学習単元を終了し、10月からは「公立模試」を中心とした入試対策が行われる。「公立模試」は毎週他都道府県の公立高校の入試問題を本番よりも短い時間(約30分)で解き、解説授業ややり直しなどの家庭学習によって、入試に向けた実力を養成していく。また家庭学習用の「百戦錬磨」と呼ばれる過去の公立模試の問題をテキストとして、入試問題の演習を数多く行っていくことで、効率よく入試に向けた実力を養成することができる。 行事 春期・夏期・冬期の「講習会」では、復習内容の弱点克服、予習内容の先取り学習を目的として、長期休暇中の短期間集中で授業および家庭学習を行う。5日間連続の講習会もあり、講習会期間中の勉強量も非常に多いことから「集中豪雨型学習」という表現もしている。講習会最終日には講習会での努力を讃え、「表彰式」と称して生徒の表彰をおこなうイベントもある。教育の四本柱の一つである「合宿」では、短期期間でのさまざまな合宿で、「人間の生地を鍛える」ための教育をおこなっている。主に「自然系合宿」と「勉強系合宿」に分かれ、「勉強系合宿」の中の「受験合宿」では、合宿内で「模擬入試」といわれる入試を体験できるイベントもあり、受験生としての意識を高めていく。また「模試」では、年に3回おこなわれる「ティエラEXオープン模試」があり、自分の成績が点ではなく線でわかり、毎回の成績推移を確認できるという長所がある。加えて中3中2・小6小5には志望校判定も出され、外部生も無料で参加できる全国模試となっている。 特徴 省略して「能開」と呼ばれることが多い。「能開は宿題が多い」といわれ、一週間分の宿題が出され予習に慣れていないと時間がかかってしまいがち。「能開の先生は厳しい」や「個性の強い先生が多い」といわれるのは、週一回の学習指導上で家庭学習の取り組みを重要視し宿題の徹底を図る姿勢から。 宿題の確認のため、毎週ノートチェックがおこなわれる。宿題の出来によってABCDの評価印が押されるが、Aは極めてとるのが難しいとされている。ちなみに、Bは宿題範囲を超えた宿題をこなしたり、ノートまとめをするなど、ノート作りを工夫すると貰え、Cは予習や復習をきちんとこなすと貰える。明らかに手を抜いた場合、D評価になる。 ブランド及び校舎 札幌進学教室(札幌) 能力開発センター姫路本校 広畑校 西播校 龍野校 加古川本校 明石本校 大久保校 東加古川校 宝殿校 稲見校 福井本校 鯖江校 金沢本校 東金沢本校 山口校 防府校 徳山校
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