能力記述文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/12 03:45 UTC 版)
「JF日本語教育スタンダード」の記事における「能力記述文」の解説
日本語の熟達度を示すために「~できる」という能力記述文と呼ばれる説明が使われる。 例えば「プレゼンテーションをする」という言語活動では、6つのレベルに応じて、以下のCan-doができると考えられる。 A1:非常に短い、準備して練習した言葉を読み上げることができる。 A2:身近な話題について、リハーサルをして、短い基本的なプレゼンテーションができる。 B1:自分の専門でよく知っている話題について、事前に用意された簡単なプレゼンテーションができる。 B2:事前に用意されたプレゼンテーションをはっきりと行うことができる。 C1:複雑な話題について、明確なきちんとした構造を持ったプレゼンテーションができる。 C2:話題について知識のない聴衆に対しても、自信を持ってはっきりと複雑な内容を口頭発表できる。 技能別のレベルに関しては、CEEFを元にした自己評価表が公開されており、その表から自分で大まかなレベルも確認することができる。
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