能力者の子供達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 04:24 UTC 版)
ウォル 主人公。本名ウォルター=シュミット。16歳。芯のしっかりした少年。手で触れる事で「ものの記憶」を感じる能力を持っている。手先が器用で感じた記憶を元に修理するのが得意で、歴史にも詳しい。トマトが大の苦手。一時的な記憶喪失になった母親の記憶を探ろうとしたことがきっかけで能力が発覚し、公安に連行されてきた。 パット 声:前田愛 本名パット=ハイネ。14歳。明るいおてんばの少女。勉強は苦手でやや強引なところがある。危機を予知する能力を持っており、飛行機事故を予知してクラスメイトを救ったが、能力者に対する偏見から誤解されていじめを受ける。その後、事故を調査していた公安によって、ロッドタウンに連れてこられる。 ケティ 声:相沢舞 本名ケティ=ベクレル。16歳。まじめでおっとりとした落ち着いた少女。少年少女が住む寮の寮長で、お姉さん的存在。しっかりしているように見えて感性がずれているところもあり、部屋には不気味な人形を飾っている。亡くなった人の記憶や思いを感じる能力を持っており、ある殺人事件の犯人を突き止め自首を勧めるも自殺され、それをきっかけに大きな注目を集め、ロッドタウンに連れてこられる。 プリス 声:西原久美子 本名プリス=マイヤー。13歳。控えめでおとなしい泣き虫の少女。ウォルの事を「お兄ちゃん」と呼ぶ。町の診療所でリアの手伝いをしており、将来は医者になりたいと思っている。炎を操る能力を持っているため、幼い頃近所で連続放火事件が起こったときに犯人と誤解され、公安に引き渡される。 ビビ 声:野中カオリ 本名ヴィヴィアナ=アビチェラ。15歳。わがままで勝気な少女。死んだ父から渡されたおもちゃを大切にしている。手で触れている間だけ触れた物の時間を逆行させる能力を持っている。 ミニー 声:小松里歌 本名ミリア=マリア=ガルシア。15歳。無口で大人しい少女。いつもぼんやりとしていて眠っていることが多い。自然が好きで他人との接触を恐れている。能力者の使う能力を無効化する能力を持っている。両親が共に能力者で、生後まもなく能力者であることが発覚。また、それが能力者に対する能力という特殊なものだったので両親から引き離され、研究施設で育てられる。たくさんの木を見たいというささやかな欲求を胸にロッドタウンに来ることを決意する。 アンディー 本名アンディー=マクミラン。17歳。いたずら好きでお調子者の少年。物の結びつきを緩めてしまう能力を持っている。ウォルと友人のような関係になる。
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