紫綬褒章(とは? わかりやすく解説

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紫綬褒章

読み方:しじゅほうしょう
英語:Medal with Purple Ribbon

褒章一種学問芸術分野において顕著な事績残したに対して授与される栄典

内閣府ウェブサイト褒章種類及び授与対象」では、紫綬褒章の授与対象について次のように述べている。
学術芸術上の発明改良創作に関して事績著しい者
なお、褒章制度根拠として明治14年制定された「褒章条例」による、紫綬褒章の授与対象次の通りである。
学術芸術上ノ発明改良創作ニ関シ事績著明ナル者ニ賜フモノトス
紫綬褒章は学問芸術といった文化全般対象としており、受賞対象学者研究者作家工芸作家芸術家デザイナー舞台俳優スポーツ選手歌手棋士漫画家などと幅広いタレントとしてマスメディア多く登場している者も多くマスコミ注目度際立って高い褒章一つといえる

褒章には、紅綬褒章緑綬褒章黄綬褒章、紫綬褒章、紺綬褒章藍綬褒章の6種がある。いずれも天皇陛下の名において徽章と共に授与される

いずれの褒章も、毎年の春と秋にそれぞれ発表されている。春はみどりの日に、秋は文化の日発表されそれぞれ「春の褒章」、「秋の褒章」と通称される。

関連サイト
褒章の種類及び授与対象 - 内閣府
褒章条例 - e-Gov

しじゅ‐ほうしょう〔‐ホウシヤウ〕【紫×綬褒章】

読み方:しじゅほうしょう

学術芸術上の発明・改良創作などの業績著しい人に授与される褒章。綬(リボン)は紫色昭和30年(1955)制定


褒章

我が国の褒章の種類


褒章(Medals of Honour

 明治14年に紅綬、緑綬、綬の各褒章が制定され大正7年に紺綬、昭和30年に黄綬、紫綬の各褒章が制定されました。褒章のデザインは、「褒章」の二字桜の花飾った円形メダルで、綬の色(紅、緑、黄、紫、、紺)により区分されます。

紅綬褒章
Medal with Red Ribbon
紅綬褒章

※ 左は略綬

緑綬褒章
Medal with Green Ribbon
緑綬褒章

※ 左は略綬

黄綬褒章
Medal with Yellow Ribbon
黄綬褒章

※ 左は略綬

紫綬褒章
Medal with Purple Ribbon
紫綬褒章

※ 左は略綬

藍綬褒章
Medal with Blue Ribbon
藍綬褒章

※ 左は略綬

紺綬褒章
Medal with Dark Blue Ribbon
紺綬褒章

※ 左は略綬

飾版(銀)
Silver Bar
飾版(銀)

飾版(金)
Gold Bar
飾版(金)


紫綬褒章

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 01:21 UTC 版)

褒章」の記事における「紫綬褒章」の解説

受章者については「紫綬褒章の受章者一覧」を参照 紫綬褒章(しじゅほうしょう)は「学術芸術上ノ発明改良創作ニ関シ事績著明ナル者」に授与される。「科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ芸術文化分野における優れた業績挙げた方」に授与される説明する1955年昭和30年)、褒章条例改正により黄綬褒章とともに制定された(昭和30年政令第7号)。2002年平成14年)の栄典制度改正により、「紫綬褒章については、年齢制限撤廃し科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ芸術分野における優れた業績等に対して速やかに表彰する。」とされ、従来50歳以上とされていた年齢制限撤廃されている。例年、春(4月29日)と秋(11月3日)の2回発令され学術芸術スポーツ分野功労者授与される。 「勲章記章褒章等の授与及び伝達式例」(昭和38年7月12日閣議決定)4条は、褒章について、「内閣総理大臣の命を受け、内閣府賞勲局長が所管大臣伝達し所管大臣適宜受章者伝達する。」と定める。通例、紫綬褒章の伝達式は、東京都内ホテルなどで行われる。また受章者は、伝達式合わせて皇居天皇拝謁する団体に対して紫綬褒章と同様の理由授与された例としては、2006年平成18年)のワールド・ベースボール・クラシック第1回大会優勝した日本代表チーム王貞治監督)が初めてである。 2014年平成26年)、アテネ五輪ならびに北京五輪男子柔道金メダリストである内柴正人が紫綬褒章を褫奪(ちだつ。剥奪の意)されている。褫奪とは勲章褫奪令(褒章等は同6条で準用)に基づく行政処分で、褫奪を受けると官報掲載され褒章等は没取され、褒章等の受章者であると名乗ることも認められなくなる。

※この「紫綬褒章」の解説は、「褒章」の解説の一部です。
「紫綬褒章」を含む「褒章」の記事については、「褒章」の概要を参照ください。


紫綬褒章

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:58 UTC 版)

伊集院静」の記事における「紫綬褒章」の解説

伊集院2016年秋褒章で紫綬褒章を受章したが、その際事前内閣府からの打診に対して自身事務所スタッフに「丁寧にお断りするよう」指示していた。しかし受章の話を聞いた妻の篠ひろ子防府在住自身老母電話で紫綬褒章受章の話についてしたところ、母から電話口で「この話(紫綬褒章)は絶対に受けなさい。お父様伊集院の父)が生きていたら絶対に怒ります。」などと説諭されたことから、伊集院受章打診受諾することを決めた語っている。

※この「紫綬褒章」の解説は、「伊集院静」の解説の一部です。
「紫綬褒章」を含む「伊集院静」の記事については、「伊集院静」の概要を参照ください。

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