私立北極学園関係者
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南極 さくら(なんきょく さくら) 声 - 片岡あづさ 本作の主人公で、私立北極学園2年1組に転校してきた、14歳のオタク少女(作中では「Aガール」と表記)。あだ名はペンギン。世界第1位の巨大財閥「南極財閥」のお嬢様で、ヒョンなことから転校早々第69代生徒会会長となる。すべての価値観がアニメ中心であり、現在は子供向けアニメの『竹の子ちゃん』にハマッている。普段から趣味のコスプレに勤しんでおり、家ではスク水をパジャマ代わりにしている。コスプレをした状態でキャラになりきると、そのキャラそのままの能力が発揮できる特技の持ち主(『MAX』では実際にコスプレをしなくても、「なりきる」だけで身体能力は上がる)。髪の毛に守護霊のようなものが取り憑いており、本人に知られずにあらゆる危険から守っているという設定があったが、1回しかこの設定は使われていない。かなりの巨乳。頭はあまり良くないせいかほとんど漢字が読めない。寒さに異常に強く、冬でも露出度の高いコスプレを平気でする(南極(-23℃)でもヘッチャラ)。北極町で一番高いビル「南極ヒルズ」に住んでおり(ビル全体が南極家の所有物であり、南極家と使用人が住んでいる)、最上階(60階 リビングフロア)に部屋があり『竹の子ちゃん』の影響で部屋を竹林にしている。メイド萌えな面もあり、メイド喫茶「南極巡視艇」まで全国規模で営業しているオーナーでもある。 南極ヒルズと秋葉原・ラ〇オ会館の地下に、かえでに内緒で「地下鉄・南極メトロ」を開通させており、しょっちゅう秋葉原まで買い物に出かけている(かえでにバレた後、完全に撤去された)。掲載誌移籍後は、週刊少年誌では使い辛かった百合キャラであるというとらのあなオリジナルキャラ時代の設定が復活し、鯨に猛烈な恋愛感情を抱いている。 択捉 鯨(えとろふ くじら) 声 - 伊瀬茉莉也 さくらと同じクラスの同級生。第69代生徒会副会長。髪の色はピンク色。かなり気が強く「漢」同然の性格をしている。オタクは苦手だったが、「竹の子ちゃん」に似ているという理由でさくらに懐かれ、さくらに振り回されることとなる。運動神経は抜群だが料理は殺人級に下手。家は空手道場で、自家に伝わる空手流派・択捉流の使い手。そのため、父親に「跡取り息子」として育てられている。子どもの頃は自らを男と思い込んで行動していたため、それゆえのトラブルが今になって跳ね返ることがある(幼少時は一人称が僕)。実はお化けが大の苦手で、お化けを見ると錯乱して辺り構わず拳で殴る。得意技は択捉ホエール拳。掲載誌が変わり『MAX』に改題した後は、一方的に恋愛感情を持っているさくらにいつもあの手この手でアタックされるが、鯨本人にはまったく百合っ気はなく、さくらを「変態女」と称してキツいツッコミを入れることが多い。過去に2回男性に恋したが、無惨な形で玉砕している。 栗尾 ねね(くりお ねね) 声 - 南條愛乃 さくらと鯨の同級生。やや天然気味ではあるもののいたって普通の少女。おばあちゃんの知恵袋的な知識が豊富で、性格も穏やかであるため他のキャラから「おばあちゃん」と懐かれてしまうこともある。口癖は「あらあら」。栗尾家に代々伝わる護神術・栗尾神道流の使い手でもあり、瞬間移動のように無音で相手の背後に近づいたり相手の動きをたやすく見切ったりと実は鯨より強いが、持久力(スタミナ)がなくバテやすい。いつも髪に挿している簪は「護神簪」・「疾風簪」として鉄をも切り裂く武器にもなり、多少ながら結界や封印程度の神力も扱える。家は神社で「栗音禰ノ命(クリオネノミコト)」なる神様を祀っており、巫女も務めている。 シャー・チー 声 - 野川さくら 中国からの留学生で鯨の幼馴染かつ格闘家としてのライバル。中国拳法の一流派・鯱極拳の使い手で、主に脚技を使うため動きやすいように、普段はパンツが見えるくらい足丈の短いチャイナドレスを着ており、「打倒鯨」を掲げて来日する。語尾を「チ」と発音するクセがある。未だに鯨を男だと思っているようで、彼女に勝ったらお嫁さんにしてくれるという約束を信じている。また思い込みが激しく人の話も全く聞かないため、鯨が必死に自分が女性であることを主張しようとしても冗談と思って信じていない。さくらがそれを援護しようとしたら、鯨を巡る恋敵と勘違いされてしまった。来日後は、メイドカフェ「南極巡視艇」などでアルバイトをしながら生活している。鯨からは「シャッちゃん」と呼ばれている。アニメ版では生徒会に関係ないのに会議に顔を出すなど、原作より出番が多い。
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