番号の付与
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/16 03:24 UTC 版)
左上、右上、左下、右下の字形を表す番号を並べ4ケタのコードを付与する。更に同一コードの漢字を区分するために附画の番号を付与し5桁のコードとする。 文字の上部または下部に字形要素が1つしか存在しない場合、コードは左上または左下に付与し右上または右下は0とする 宗 ⇒ 左上でウ冠の点で3を使用しているため、右上は0とする。下部も同様 ⇒ 3090 直 ⇒ 左上で十形で4を使用しているため、右上は0とする。 ⇒4010 同様にすでにコードを付与した字形要素が他の四隅に影響をしている場合(口など)、重複した個所は0とする(口は6000となる) 十 ⇒ 4000 車 ⇒ 5000 口 ⇒ 6000 行、囗、門、鬥の部首については例外的に左下および右下については部首内部の字形要素の左下および右下よりコードを選択する。 街 ⇒ 2110 困 ⇒ 6090 間 ⇒ 7760 菌 ⇒ 4460(上部に草冠があるため通常規則)
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番号の付与
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 14:12 UTC 版)
「台風の名前 § 台風番号」も参照 正式に命名されるほどまで十分に発達しなかった場合でも、熱帯低気圧の監視業務を担当する警報センターによって、ほぼ全ての熱帯低気圧および亜熱帯低気圧に番号が割り当てられる。 たとえば、(軍民を問わず)アメリカ合衆国政府の関心を引く、(公式に)北大西洋および北太平洋の海域で発生する熱帯低気圧、及び(非公式に)その他の海域で発生する熱帯低気圧系には、国立ハリケーンセンター (NHC)、中部太平洋ハリケーンセンター (CPHC)、及び合同台風警報センター (JTWC) によって、熱帯低気圧番号(TC番号)が付与される。TC番号は、各年または各シーズンに入ると01から昇順に割り振られる2桁の数字に続けて、発生海域に対応する英字の接尾辞(東太平洋にはE、中部太平洋にはC、西太平洋にはW)を付ける形式をとる(ただし、北大西洋域を除く)。トロピカル・デプレッションや他にまだ命名されていない熱帯低気圧がある場合に仮の名称を生成する目的で、数字部分は "ONE" のように綴り字で表記される例も見られ、これにハイフンと発生海域を表す接尾辞を付け加えて "ONE-E" というふうに表記される場合もある(とりわけ、JTWCが追跡する領域では、米国標準と国際標準で風速の測定基準に違いがあるために、ある気象機関で熱帯低気圧とみなされた系が別の気象機関ではその基準を満たさない場合がある)。 TC番号の例を挙げると、PTC 08 は北大西洋域の8番目の潜在的な熱帯低気圧 EIGHT を指し、TD 21E は東太平洋域の21番目のトロピカル・デプレッション TWENTYONE-E を、SD 03C は中部太平洋域の3番目の亜熱帯低気圧 THREE-C を指す。TC番号には、熱帯低気圧自動予測システム(英語版)の都合上、付けられる番号は最大で49までという厳しい制限があるが、NHCとCPHCは通常、これを30までに制限している。また、TC番号は次の年またはシーズンに入るまでは再使用されない。この付番方式は、熱帯低気圧にまで発達する可能性のあるインベスト(英語版)と呼ばれる熱帯擾乱域に対して使用される付番方式と類似している(ただし、インベストに付与される番号は90から99までで、同じ年またはシーズン内で輪番して再使用されるほか、北大西洋の系には、明示的に接尾辞の "L" が付加される)。 熱帯低気圧に付与される番号海域警報センター形式表記例北大西洋 NHC nn(nnL) 06(06L) 北東太平洋(西経140度以東) nnE 09E 北太平洋中部(日付変更線以東、西経140度以西) CPHC nnC 02C 北西太平洋(日付変更線以西) JMA yynn(nn, Tyynn) 1330(30, T1330) JTWC nnW 10W 北インド洋(ベンガル湾) IMD BOB nn BOB 03 JTWC nnB 05B 北インド洋(アラビア海) IMD ARB nn ARB 01 JTWC nnA 02A 南西インド洋(東経90度以西) MFR nn(REnn) 07(RE07) 南西インド洋およびオーストラリア周辺(東経135度以西) JTWC nnS 01S オーストラリア周辺(東経90度以東、東経160度以西) BOM nnU 08U オーストラリア周辺および南太平洋(東経135度以東) JTWC nnP 04P 南太平洋(東経160度以東) FMS nnF 11F 南大西洋 NRL, NHC nnQ 01Q 英国気象局 nnT 02T 註: ^ NHCは北大西洋域のサイクロンのTC番号に一切の接尾辞を付加しないが、他の海域を追跡する他の警報センターの付与する番号と混同することを避けるために、JTWCおよび米国以外に拠点を置く気象機関(英国気象局など)により、熱帯低気圧自動予測システム (ATCF) が定義する接尾辞 L が明確に付け加えられる(接尾辞 "L" は、NHCが北大西洋域の他の非サイクロン性の系に対する付番方式であるINVESTのように、わかりやすさのために使用される)。 ^ yyは西暦年の下2桁を指し示し、しばしば和文の台風番号に見られる。接頭辞 T は気象庁が発表するベストトラックデータおよびテクニカルレポートでのみ使用される。 ^ フランス気象局はベストトラックデータにのみ、接頭辞 RE を割り当てる。歴史的には、気象ウェブサイト Australia Severe Weather が、JTWCの番号と区別するために、フランス気象局の追跡したサイクロンの番号に("MFR-07"というふうに)接頭辞 MFR- を付け加えていたが、この付加は現在では行われていない。 ^ NHCは南大西洋域に対しては警報を発していないが、過去にはアメリカ海軍研究所の海洋気象部門と協力して同海域の熱帯低気圧の系を追跡していたことがある。 ^ 英国気象局は南大西洋域に対しては警報を発していないが、2004年以降、米国の追跡データ以外の熱帯低気圧にのみ、接尾辞 T を割り当てている。
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