番号としての利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:21 UTC 版)
千字文は、日本のいろは順などと同様に、番号として使われることがあった。 大蔵経では伝統的に帙を千字文の字で区別する。正統道蔵および万暦続道蔵も5485巻を512の帙に分け、各帙に千字文の「天」から「纓」までの字を振っている。 科挙においては、受験者の個室へ行く通路を千字文で区別した。 白鴿票(中国語版)という富くじの一種では、千字文の最初の80文字(天から皇まで)からいくつかをハトに選ばせ、いくつ当たったかによって賞金を得るしくみであった。同様の富くじにはほかに山票があった。
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