由来沿革とは? わかりやすく解説

由来沿革

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 09:17 UTC 版)

綴子大太鼓」の記事における「由来沿革」の解説

綴子大太鼓氏神綴子神社奉納する綴子神社例祭は、7月14日15日定日として行われている。 鎌倉時代1262年弘長2年)頃から始まった伝えられている。綴子水源水路の便が悪く常時灌漑用水の不足に悩み、その対策として雨乞い日和上げ神事として始められたもので、大太鼓大音響雷鳴似せ天上の神に祈り籠め降らすといった氏子農民たちの切なる祈願であった始めの頃は、上方山手)は源氏下方(下手)は平氏なぞらえて行われていたが、江戸時代になって上方紋章をきざした徳川方下方千成瓢箪の纏を馬印とした豊臣方の両派に分離され競争の激化と共に風流化も促進された。明治中期から末期大正末期から昭和初期が最も競争激しく盛大で、奉納先陣争い激しくなったため、1930年昭和5年)から上町下町一年交代行事として今日至っている。西暦偶数年が上町奇数年が下町当番となっている。 行事始まった頃の太鼓大きさ直径約70cm(2尺から3尺位)のものであったといわれる幕末から明治期に1.5m位(4、5尺)のものとなり、明治末期から1.8m位(5、6尺)のものになる1930年昭和5年)に至り下町で2.1mの大太鼓新調製作、1931年昭和6年上町直径2.16mの大太鼓新調製作するその後1955年昭和30年上町直径2.42mの大太鼓改造修理製作、1957年昭和32年下町直径2.52mの大太鼓改造修理製作、1975年昭和50年上町直径3.00mの大太鼓新調製作、1976年昭和51年下町直径3.18mの大太鼓新調製作、1979年昭和54年上町直径3.63mの大太鼓改造修理製作している。 1986年昭和61年)に下町直径3.71mの大太鼓新調製作し1989年平成元年)にギネス世界記録認定受けた1992年平成4年)には上町直径3.80m新調製作している。 現在は、上町直径3.80m(一番太鼓)、直径3.33m(二番太鼓)、直径2.61m(三番太鼓)、下町直径3.71m(一番太鼓)、直径3.44m(二番太鼓)、直径2.47m(三番太鼓)の大太鼓所有している。 大太鼓の胴材には天然秋田杉、皮面にはホルスタイン種雄牛使用している。 大太鼓運搬は、二筋の縄40人で(一筋20人)、その後、馬や牛で引いていたが、現在はトラクター利用している。

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由来・沿革

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 05:27 UTC 版)

赤坂」の記事における「由来・沿革」の解説

各地赤坂地名は、赤土の坂に由来する解されている。このほか急な上がり坂」がアカサカ転訛たとする説などがある。赤坂地名傾斜地丘陵端にあることが多い。 赤坂地名古くから現れており、早く奈良時代中期の「平城京出土木簡」に備後国沼隈郡赤坂(現:広島県福山市赤坂)が、『続日本紀』伊勢国鈴鹿郡赤坂赤坂頓宮)の記事それぞれ見え平安時代中期の『延喜式『和名抄』には備前国赤坂郡備後国赤坂郷が見えている鎌倉期に入ると、美濃国不破郡赤坂(→赤坂宿 (中山道)。現:岐阜県大垣市赤坂)、三河国宝飯郡赤坂(→赤坂宿 (東海道)。現:愛知県豊川市赤坂町)、筑前国那珂郡赤坂(→赤坂 (福岡市)。現:福岡市中央区赤坂)などが史料現れるようになり、その後南北朝期室町期戦国期通じて赤坂地名史料上に多く検出されている。 赤坂地名のうち特に著名なのが東京都港区赤坂である。東京赤坂中世以前には見られず、江戸初期発祥した考えられている。由来には、茜草生え赤根山への坂(現在の紀伊国坂)によるとする説、その坂に染物屋が坂に赤い絹を干したことからとする説、赤土の多い土壌幾多の坂が存在してたとする説などがあるが、寛永年間建てられ江戸城の門が地元小字から「赤坂御門」と呼ばれるようになり、ここから赤坂一帯地名になった考えられている。

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