浜松まつり
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浜松まつり(はままつまつり)は、浜松市で毎年ゴールデンウィーク期間中(現在は5月3日〜5日にかけて)に開催される年中行事である[1]。通称は凧[注 1]。また、凧祭り(たこまつり)とも呼ばれる[注 2]。3日間の開催で、毎年約200万人の参加者が訪れる[2]。
注釈
- ^ 凧合戦のみならず御殿屋台引き回しや練りを包含して凧と呼称する。
- ^ これは後述するが浜松まつりと命名される1950年より前の呼称である。
- ^ 新品・自作・初凧中古・修繕品など様々な場合がある。
- ^ 形状は変わらないが揚げつけの際の祝い事が省略されるので合戦をしやすい。
- ^ 激練りという単語自体は練りそのもの、あるいは「練りをつぶす」行為を指す。
- ^ これは、東洋水産が1978年に発売したカップ麺「激めん」のCMで、三橋美智也が「激れ!激れ!」と連呼していたことに影響を受けている。
- ^ 正しくは「施主」である。
- ^ 遠州では山車と呼ぶことはなく、禰里と呼ぶ地域を除き専ら屋台と呼ばれる。
- ^ 遠州の屋台には花屋台と御殿屋台がある。
- ^ なお、遠州地方には二輪屋台の文化も一部に存在するが、浜松市内は主に四輪であり、浜松まつりもその範疇である。
- ^ ただし、後述するように掛塚式屋台ではない収穫祭用屋台を引き回す町も現れている。
- ^ 三連か二連かは町ごとに決まっている。一つの町で両方を使い分けるところもある。
- ^ ラッパの持ち方は横持ちが主流である。
- ^ 結局警察署の認可が下りず実現されなかった。
- ^ 静岡放送・静岡新聞社が主催していた「ミス浜松」コンテスト。新型コロナウイルス感染拡大による浜松まつりの休止後、ミス浜松まつりは終了することが発表されている。
- ^ オリジナル柄の法被など。
- ^ まつりの本筋とは異なる合同練りや、まつりの本筋とは関係のないパレードやカラオケ大会など。
出典
- ^ a b “もよおし 浜松まつり”. 浜松市 (2018年4月18日). 2018年8月21日閲覧。
- ^ “【報告】浜松まつりに昨年越える人出”. 浜松商工会議所 (2013年6月3日). 2020年12月4日閲覧。
- ^ “雨なんの、本番待てない 各地区で浜松まつり前夜祭”. 静岡新聞 (2018年5月3日). 2018年8月21日閲覧。
- ^ “勇壮な凧揚げ合戦と御殿屋台引き回し”. 浜松まつり公式ウェブサイト. 浜松まつりの歴史. 浜松だいすきネット. 2018年8月21日閲覧。
- ^ “映像詩 静岡の祭り「遠州横須賀凧上げまつり」=2月6日放送”. SBSテレビ夕刊. 2008年4月1日閲覧。
- ^ “浜松市100年のあゆみ”. 浜松市. 2012年5月1日閲覧。
- ^ “平成23年度浜松まつりの中止について”. 浜松まつり本部・浜松だいすきネット. 2011年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月3日閲覧。
- ^ a b “伝統の大たこ揚げ中止、市民の不満収まらず”. 読売新聞 (2011年5月3日). 2011年5月3日閲覧。
- ^ “浜松まつり、新型コロナで中止 最大60億円の経済損失も”. 日本経済新聞. (2020年3月23日) 2020年3月27日閲覧。
- ^ “浜松まつり、中止を決定 各町の個別活動も含め全ての催し”. 静岡新聞. (2020年3月23日) 2020年3月23日閲覧。
- ^ “令和2年度浜松まつり中止について”. 浜松まつり本部・浜松だいすきネット. 2020年3月27日閲覧。
- ^ 1995年4月26日発刊の中日新聞(浜松版)朝刊より。
- ^ 2014年1月25日発刊の中日新聞(浜松版)朝刊33面より。
- ^ a b c d e f g h i “伝統・騒音 苦情配慮も… 浜松まつり”. 中日新聞 (2018年5月6日). 2018年8月21日閲覧。
- ^ “市長へのご意見箱 浜松まつりについて”. 浜松市産業部 観光・シティプロモーション課 (2017年5月19日). 2018年8月21日閲覧。
- ^ 凧揚げ合戦 を参照。
- ^ “会場アクセス”. 浜松まつり本部・浜松だいすきネット. 2012年5月3日閲覧。
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