津軽海峡及び周辺地域のムダマハギ型漁船コレクション (青森県)
津軽海峡及び周辺地域のムダマハギ型漁船コレクション
区分
重要有形民俗文化財
点数
67隻
所在地
青森県青森市勝田1-3-1
所有者
財団法人 みちのく北方漁船博物館財団
資料一覧
解説
秋田県北部,岩手県北部から津軽海峡を挟んだ渡島半島南部地方までの地域で使用された,伝統的なムダマハギ型漁船とその変遷過程を示す漁船からなるコレクションである。ムダマハギとは,船底にカツラやブナ,ヒバ,スギなどの刳り抜き材を使用し,平底の船底にタナイタをつけ,アバラと呼ぶ補強材をつけた構造を持つ船のことで,構造とクルマガイの使用に共通性が見られる。アワビやウニの採取,昆布やワカメなどの海藻類の採取,カレイなどの刺し網や釣り漁などの磯廻り漁に用いられてきた。
津軽海峡及び周辺地域のムダマハギ型漁船コレクション
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