池田菊苗とは? わかりやすく解説

いけだ‐きくなえ〔‐キクなへ〕【池田菊苗】


池田菊苗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/08 03:06 UTC 版)

池田 菊苗(いけだ きくなえ、1864年10月8日元治元年9月8日) - 1936年昭和11年)5月3日)は、日本化学者学位は、理学博士(1902年)。東京帝国大学理学部化学科教授。「日本の十大発明」の一つといわれるうま味成分、L-グルタミン酸ナトリウムの発見者として知られる[1]


  1. ^ a b c d e f 東京大学大学院 理学系研究科・理学部公式サイト「うま味の発見と池田菊苗教授」大越慎一化学専攻教授
  2. ^ a b c d e Kagaku.. Tatsumi, Takashi, 1948-, 辰巳 敬, 1948-. Tōkyō: Sūkenshuppan. (2013-01). ISBN 9784410811371. OCLC 843012071. https://www.worldcat.org/oclc/843012071 
  3. ^ 特定非営利活動法人 うま味インフォメーションセンター
  4. ^ 上田正昭、津田秀夫、永原慶二、藤井松一、藤原彰、『コンサイス日本人名辞典 第5版』、株式会社三省堂、2009年 83頁。
  5. ^ 池田醇一近代文献人名辞典
  6. ^ 本間英麿『人事興信録』第8版 [昭和3(1928)年7月]}
  7. ^ 本間英一郎こトバンク
  8. ^ 鮫島 実三郎(読み)サメジマ ジツサブロウコトバンク
  9. ^ 『官報』第2545号「叙任及辞令」1891年12月22日。
  10. ^ 『官報』第6181号「叙任及辞令」1904年2月12日。
  11. ^ 『官報』第3223号「叙任及辞令」1923年5月1日。
  12. ^ 『官報』第6148号「叙任及辞令」1903年12月28日。
  13. ^ 『官報』第124号「叙任及辞令」1912年12月27日。
  14. ^ 品川学藝高等学校 学校紹介 1号館の歴史 2023年10月14日閲覧


「池田菊苗」の続きの解説一覧

池田菊苗(いけだきくなえ,1864-1936)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 06:49 UTC 版)

「うま味」を発見した男」の記事における「池田菊苗(いけだきくなえ,1864-1936)」の解説

元治元年薩摩藩池田次男として京都生まれる。明治14年家出して上京明治22年帝国大学理科大学化学科卒業し大学院進学明治29年帝国大学理科大学化学科助教授就任明治32年独逸ライプツィヒ大学留学しヴィルヘルム・オストヴァルト教授研究室物理化学研究取り組む明治34年英国王研究所留学ロンドン郊外ステラロード5番地の夏目金之助と同じ下宿住み親交深める帰国後、東京帝国大学教授就任。そして、甘・辛酸・苦とは別の第5の味覚を「うま味」と名づけ研究着手。「うま味」の正体が、グルタミン酸塩であることを突きとめ、明治41年に「グルタミン酸塩を主成分とせる調味料製造法」と題する特許申請し、同年取得。翌42年うまみ調味料味の素」が鈴木製薬所現在のAJINOMOTO)から発売される

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