水無月家の人々
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水無月丑三(みなづき うしみつ) 声 - 辻親八 【52歳 身長185cm[要出典]】 黒崎沙夜子の父。彫刻家。石像彫刻家だけあって、年齢のわりには筋骨隆々。右目に眼帯をしている。普段は頑固で厳格だが、根は娘思いで愛妻家。なんだかんだいって朝美を可愛がっていたり、出会ったときから夕にぞっこんだった発言をしたりと、幼女愛好の気あり。メイド付きの豪邸に住んでいたり、木彫りの女性が沙夜子の天才ぶりを「さすがあの方の娘」と思っていたりなど、その筋ではかなり高名な模様。 水無月夕(みなづき ゆう) 声 - 三石琴乃 【47歳 身長140cm スリーサイズ - ヒ・ミ・ツ[要出典]】 黒崎沙夜子の母。見た目が大変若く外見からは年齢が想像できない。光にめっぽう弱く、特に日光を浴びるとまるでゾンビのように弱ってしまう。日中に外出するときは日傘や日よけが必須。逆に太陽の昇っていない夜になると元気がみなぎる。皆を穏やかに見守るが、話が台無しになりそうな時には丑三を杖で沈める。駄洒落が好き。沙夜子が水無月家に戻った際に無事であれば良いと真っ先に許容し、丑三と沙夜子の言い争いの後で丑三を否定することなく沙夜子を褒め丑三が許すきっかけを作るなど、穏やかで寛容な性格で、受け入れやすいよう提案をする思慮にも長けている。これらと朝美が、頑固な丑三・沙夜子両名をつなぐことになった。 水無月まひる(みなづき まひる) 声 - 斉藤梨絵 【14歳 身長142cm スリーサイズ - ヒ・ミ・ツ[要出典]】 丑三と夕の子で、沙夜子の妹。幼少時代をイタリアで過ごしたため、日本語がぎこちない。本人は気にしていないが、学校では浮いている。幼い頃よりずっとポーカーフェイスのタチバナを見て育ったためか、表情の変化に乏しい。しかし表情を作るのが苦手なだけで、本当は寂しがり屋で涙もろい。ボール投げの達人。青華祭でバイオリンを弾く沙夜子を発見し、タチバナとともに水無月家へと連れていった。最近では姉である沙夜子より、同世代の朝美に対する関心の方が強くなり、頻繁に朝美に会いにタチバナと一緒に鳴滝荘へ訪れている。戸籍上は朝美の叔母にあたるが、2人の関係は叔母と姪と言うよりも友達関係に近い。 後日談では、大学生となり、朝美とは相変わらず家族ぐるみの良好な関係を築いている。 タチバナ 声 - 木下紗華 【23歳 身長171cm スリーサイズ - B104/W66/H95[要出典]】 水無月家の優秀なメイド。「タチバナ」は本名かどうかは不明(理由は後述)。射撃やダーツの達人で、ハイレベルの武芸を極める謎の人。情報収集から警護まで何でもこなせる。車の免許を持っており、運転どころかカーチェイスもお手の物。メイド服の下にはかなりのナイスバディが隠されている、まさに無敵の完璧メイド。まひるが幼い頃から常にそばにおり、ボディガードを務めている。まひる同様感情を表に出さないが、実はくまのぬいぐるみ(くまたん)等ファンシーなものが大好きで、毎朝くまたんに「おはよう」の挨拶を欠かさない。自室の中もくまたんグッズでいっぱいである。まひると一緒に鳴滝荘に遊びに来た際は庭にある「圧巻ベアー」で遊んでいることもある。また乙女趣味で、パジャマパーティーやローマでジェラートを食べることなどに憧れる。それゆえ身長が高いことがコンプレックス。桃乃恵に、まひると2人で「殺し屋ブラザーズ」と命名され、タチバナは「殺し屋ブラザーズ(兄)」と呼ばれている。「まほらば蒼」では半分作り話という半分としても過酷な過去を語っているが、この話が本当だとすると本人も自分の本名を知らない可能性が高い。夢は背が小さくなって可愛いお嫁さんになること。 サクラ / 空木桜(うつぎ さくら) 声 - 猪口有佳 【22歳 身長160cm スリーサイズ - B79/W60/H84[要出典]】 水無月家のメイド。特技は掃除と洗濯(自称)で、料理は大の苦手。優秀すぎるタチバナとは対極でドジだが憎めない人物である。折檻を受けることもしばしばだがしかしタチバナとは仕事の合間に会話しているシーンがあるところを見ると決して仲が悪いわけではないらしい(ただアニメでは皆無となった)。「ふぇ〜」が口癖。夕に過去恩を受けたらしく、彼女に恩返しをしようと一生懸命であるが、裏目に出ることの方が多い。脇役天国では、名前及び出番が増えたことで追い出された、記念すべき第1号。ヒロの姉。 運転手さん 本名不明。男性。水無月家の運転手さん。地味な役柄な割には作中によく登場し、朝美を学校に送った時や初詣に行ったときにも登場している。丑三に入浴に誘われたこともある。
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