森町 (静岡県)
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もりまち ![]() 森町 | |||||
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![]() 小国神社拝殿 | |||||
| |||||
国 |
![]() | ||||
地方 | 中部地方、東海地方 | ||||
都道府県 | 静岡県 | ||||
郡 | 周智郡 | ||||
市町村コード | 22461-8 | ||||
法人番号 | 2000020224618 | ||||
面積 |
133.91km2 | ||||
総人口 |
16,434人 [編集] (推計人口、2024年12月1日) | ||||
人口密度 | 123人/km2 | ||||
隣接自治体 | 浜松市、掛川市、袋井市、磐田市、島田市 | ||||
町の木 | さざんか | ||||
町の花 | ユリ | ||||
町の鳥 | カワセミ | ||||
森町役場 | |||||
町長 | 太田康雄 | ||||
所在地 |
〒437-0293 静岡県周智郡森町森2101-1 北緯34度50分08秒 東経137度55分37秒 / 北緯34.83561度 東経137.92706度座標: 北緯34度50分08秒 東経137度55分37秒 / 北緯34.83561度 東経137.92706度 ![]() | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
森町(もりまち)は、静岡県西部の遠州にある町。周智郡に属する。県内の町で唯一、「ちょう」ではなく「まち」と呼ぶ町である[1]。
地理

地形
山岳
- 主な山
河川
- 主な川
湖沼
- 主な湖
地域
地区
- 天方(あまがた)地区
- 大鳥居(おおとりい)
- 鍛治島(かじしま)
- 葛布(かっぷ)
- 亀久保(かめくぼ)
- 問詰(といづめ)
- 西俣(にしまた)
- 飯田(いいだ)地区
- 飯田(いいだ)
- 睦実(むつみ)
- 一宮(いちのみや)地区
- 一宮(いちのみや)
- 園田(そのだ)地区
- 牛飼(うしかい)
- 円田(えんでん)
- 草ケ谷(くさがや)
- 中川(なかがわ)
- 谷中(やなか)
- 三倉(みくら)地区
- 三倉(みくら)
- 森(もり)地区
- 天宮(あめのみや)
- 薄場(うすば)
- 城下(しろした)
- 橘(たちばな)
- 向天方(むかいあまがた)
- 森(もり)
人口
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森町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 森町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 森町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
森町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
隣接自治体・行政区
歴史

近世
近世には秋葉山本宮秋葉神社へ通ずる秋葉街道の宿場町として賑わった[2]。1923年(大正12年)には地理学者の志賀重昂が森町を「小京都」と呼び、以後は「遠州の小京都」と呼ばれるようになった[2]。
近代
- 明治時代
近現代
- 昭和時代(戦後)
政治
行政
町長
司法
町議会
- 森町議会
出先機関・施設
施設
警察
- 本部
- 駐在所
- 天方警察官駐在所(周智郡森町大鳥居)
- 飯田警察官駐在所(周智郡森町飯田)
- 一宮警察官駐在所(周智郡森町一宮)
- 園田警察官駐在所(周智郡森町谷中)
- 三倉警察官駐在所(周智郡森町三倉)
消防
- 本部
- 消防署
- 袋井消防署森分署(周智郡森町森48番地の2)
医療・福祉
- 主な病院
- 公立森町病院 - 最寄駅に森町病院前駅がある。
郵便局
- 森町郵便局
- 森町飯田郵便局
- 一ノ宮郵便局
- 城下郵便局
- 天方郵便局
- 三倉郵便局
- 森町谷中簡易郵便局
- 森町亀久保簡易郵便局
- 三倉大河内簡易郵便局
文化施設
- 交流施設
- 図書館
- 森町立図書館
運動施設
- 森町中央体育館
対外関係
姉妹都市・提携都市
国内
- 姉妹都市
- その他
経済

基幹産業は農業。茶、椎茸、次郎柿(治郎柿)、レタス、トウモロコシ、米。
第一次産業
農業
第二次産業
工業
第三次産業
娯楽
かつて森町には2館の映画館があった。
- 明治座 - 劇場(明治時代~戦前)
- 森町劇場 - 映画館
- 森中央劇場 - 映画館
拠点を置く企業
情報・生活
マスメディア
中継局
ライフライン
電力
ガス
上下水道
電信
処理施設
教育
高等学校
- 県立
- 静岡県立遠江総合高等学校 - 2009年(平成21年)に静岡県立周智高等学校と静岡県立森高等学校が統合されて開校。
中学校
- 町立
- 森町立森中学校
- 森町立旭が丘中学校
小学校
- 町立
- 森町立森小学校 - 2021年に三倉小学校と天方小学校を吸収合併して誕生。
- 森町立宮園小学校
- 森町立飯田小学校
交通

一般国道は通っていない。 新東名高速道路の森掛川ICと遠州森町PAのスマートICが町内にある。
JR東海道本線掛川駅から天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線(天浜線)遠州森駅まで鉄道で約20分。東名高速道路袋井ICから森町中心部まで車で約20分。
鉄道
町の中心となる駅:遠州森駅
鉄道路線
- 天竜浜名湖鉄道(THR)
- 廃線
1962年(昭和37年)まで、静岡鉄道秋葉線が袋井市の袋井駅まで通っていた。
バス
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路線バス
- 秋葉線(気多〜遠州森町〜山梨〜袋井駅)
- 秋葉中遠線(遠州森町〜山梨〜袋井市民病院〜袋井駅)
- 磐田市・袋井市・森町自主運行バス磐田線(遠州森町〜磐田駅)
- 森町営バス
- 大河内線 (森林組合前〜上野平〜中村〜下島)
- 吉川線 (森町病院〜元開橋〜アクティ森〜落合)
道路
高速道路
- 中日本高速道路(NEXCO中日本)
- E1A新東名高速道路:(掛川市) - (13)森掛川IC - (PA/13-1)遠州森町PA/SIC - (磐田市)
国道
- 一般国道は、町内を通っていない。
観光



名所・旧跡
- 城郭
- 主な神社
- 小国神社 - 遠江国一宮。式内社。国幣小社。
- 天宮神社 - 旧県社。境内にある「天宮神社のナギ」は静岡県指定天然記念物[3]。神社は1300年前に建てられた。
- 山名神社 - 706年(慶雲3年)創建と伝えられる。
- 主な寺院
- 大洞院 - 橘谷山大洞禅院。森の石松の墓がある寺院。曹洞宗。
- 蓮華寺 - 八形山。行基の開山と伝えられる。「絹本著色天台大師画像」は静岡県指定有形文化財。天台宗。[3]
- 崇信寺 - 飯田山崇信禅寺。曹洞宗。
観光スポット
- 宿場町
- 娯楽
- ワンダーガーデン
文化・名物
祭事・催事
- 遠江森町の舞楽 - 以下の3件が1982年(昭和57年)1月14日に国の重要無形民俗文化財に指定されている[3][4]。
- 小国神社の舞楽
- 山名神社天王祭舞楽
- 天宮神社の十二段舞楽 - 4月の第一週の土日。
- 山名神社祭典 - 天王祭、祇園祭、飯田の祭とも呼ばれる。飯田の二輪屋台が特色。毎年7月第2金土日か第3金土日。祭に奉納される重要無形民俗文化財「山名神社天王祭舞楽」は、1974年(昭和49年)12月4日に国の選択無形民俗文化財にも選択されている[5]。
- 森の祭り - 三島神社と金守神社の合同の祭り。二輪屋台が特色。毎年11月第1金土日。
- 森の石松まつり - 3年に1度開催される。森町の市街地から大洞院まで石松道中が練り歩く。
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森の祭り
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森の石松まつり
名産・特産
次郎柿発祥の地
江戸時代の弘化年代(1844年-1847年)、森町村五軒丁の百姓である松本治郎が太田川の河原で柿の幼木を見つけ、持ち帰って植えたのが治郎柿のルーツである。 登録の際の誤りから次郎柿という表記が一般的であるが、森町では松本治郎に由来する「治郎柿」と表記される。 1908年(明治41年)には森町の治郎柿が初めて明治天皇に献上され(宮内庁御用達)、現在でも毎年宮内庁に献上されている。 1944年(昭和19年)には「次郎柿原木」が静岡県指定天然記念物に指定された[3]。
出身関連著名人
出身著名人
- 一木清直(陸軍軍人)
- 一木千洋(声優)
- 杭迫柏樹(書家)
- 鈴木藤三郎(発明家・実業家)
- 中村真一郎(小説家。評論家)
- 萩原洪拓(元プロサッカー選手)
- 松井冬子(日本画家)
- 松井孝典(理学博士)
- 村松梢風(作家)
- 森の石松(幕末の侠客。清水次郎長の子分)
- 渡辺大剛(冒険家・登山家)
作品
森町を舞台とした作品
脚注
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 森女HAPPYプロジェクト(静岡県森町) (@morijo_happy_project) - Instagram
- 森町 (@shizuoka-mori) - LINE公式アカウント
森町 (静岡県)に関連する地理データ - オープンストリートマップ
ウィキトラベルには、森町に関する旅行ガイドがあります。
ウィキボヤージュには、森町に関する旅行情報があります。
- 森町(静岡県)のページへのリンク