東海大一揆とは? わかりやすく解説

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伊勢暴動

(東海大一揆 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/14 17:05 UTC 版)

伊勢暴動(いせぼうどう)は、1876年(明治9年)12月に三重県飯野郡(現在の三重県松阪市)に端を発し、愛知県岐阜県堺県まで拡大した地租改正反対一揆である。受刑者は50,773人に上り、当時最大規模の暴動事件となった[2]


注釈

  1. ^ 伊勢暴動が地租改正反対一揆の代表である、と直接的に記述した教科書は山川出版社発行の『新日本史 改訂版』(2007年3月22日文部科学省検定済、2008年3月5日発行)のみであるが、実教出版『日本史B 新訂版』(平成19年3月22日検定済、平成20年1月25日発行)では「伊勢暴動・真壁騒動が発生」と記述している
  2. ^ 現在、一般に利用できる文献にはこのように記述されることが多いが、伊勢暴動発生時点では、「ドンと突き出す」という表現ではなかった。#暴動後の社会情勢を参照。
  3. ^ 現在の三重県のうち、平成の大合併以前の旧・津市以北を領域とする県。県庁所在地は1873年(明治6年)12月9日まで三重郡四日市(現在の四日市市)、翌日12月10日から安濃郡津(現在の津市)。
  4. ^ 現在の三重県のうち、平成の大合併以前の旧・久居市以南を領域とする県。県庁所在地は度会郡山田(現在の伊勢市)
  5. ^ より正確には、三重県南部のうち東紀州を除き、中勢(三重県中部)に区分されることもある松阪市多気郡を含む地域である。
  6. ^ 「あんきぐん」又は「あんげぐん」と読む。現在の津市北東部と鈴鹿市南東部にあたる。
  7. ^ 「いっしんでん」又は「いしんでん」と読む。浄土真宗高田派本山専修寺寺内町
  8. ^ 「伊勢暴動」の文字と錦絵のある教科書は、帝国書院『社会科 中学生の歴史 日本の歩みと世界の動き』、清水書院『高等学校 日本史A 改訂版』、清水書院『高等学校 日本史B 改訂版』、実教出版『高校日本史A 新訂版』、実教出版『高校日本史B 新訂版』、「伊勢暴動」の字があるが錦絵のない教科書は、山川出版社『新日本史 改訂版』、実教出版『日本史B 新訂版』、「三重県で一揆」という内容が記述され錦絵のある教科書は、桐原書店『新日本史B』、第一学習社『高等学校 改訂版 日本史A 人・くらし・未来』、「三重県で一揆」という内容が記述されているが錦絵のない教科書は、山川出版社『日本史A 改訂版』、東京書籍『新選日本史B』、山川出版社『現代の日本史 改訂版』、錦絵のみ掲載している教科書は、清水書院『新中学校 歴史 改訂版 日本の歴史と世界』、東京書籍『新編新しい社会 歴史』、教育出版『中学社会 歴史 未来をみつめて』がある。

出典

  1. ^ 四日市市史 (四日市市教育会 編, 1930) P.745』 - 国立国会図書館デジタルコレクションに依ると、三重県下の一揆集団側の死者が53名、負傷者84名
  2. ^ a b c 上野(1986):47ページ
  3. ^ 学研教育出版"明治維新|学習百科事典|学研キッズネット"(201年8月15日閲覧。)
  4. ^ a b 学研教育出版"地租改正|学習百科事典|学研キッズネット"(201年8月15日閲覧。)
  5. ^ a b c d e f g h i 西垣・松島(1974):218ページ
  6. ^ 西垣・松島(1974):218 - 220ページ
  7. ^ a b c d e f 三重短期大学地域問題総合調査研究室(2005):3ページ
  8. ^ a b c 有元(1968):658ページ
  9. ^ a b c d e f 西垣・松島(1974):220ページ
  10. ^ 西垣・松島(1974):214ページ
  11. ^ a b 西垣・松島(1974):214 - 215ページ
  12. ^ 西垣・松島(1974):215ページ
  13. ^ 西垣・松島(1974):216ページ
  14. ^ 西垣・松島(1974):207ページ
  15. ^ a b 西垣・松島(1974):217 - 218ページ
  16. ^ a b c d e 稲垣ほか(2000):263ページ
  17. ^ a b c d e 茨城県立小瀬高等学校 竹本信雄"小瀬一揆物語"2004年2月14日(2011年7月10日閲覧。)
  18. ^ a b 西垣・松島(1974):217ページ
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  55. ^ a b 塚本・新井(1978):224ページ
  56. ^ 塚本・新井(1978):225ページ
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  63. ^ 三重短期大学地域問題総合調査研究室(2005):6ページ
  64. ^ 三重短期大学地域問題総合調査研究室(2005):6 - 7ページ
  65. ^ 有元(1968):658 - 659ページ
  66. ^ 有元(1968):608 - 609ページ
  67. ^ 上野(1986):48ページ
  68. ^ 上野(1986):48 - 49ページ
  69. ^ a b c d 有元(1968):600ページ
  70. ^ 有元(1968):601ページ
  71. ^ a b c 三重短期大学地域問題総合調査研究室(2005):7ページ
  72. ^ a b 上野(1986):50ページ
  73. ^ a b 三重短期大学地域問題総合調査研究室(2005):2ページ


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