普通車同様の安全規格の採用(現660cc)
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「軽自動車」の記事における「普通車同様の安全規格の採用(現660cc)」の解説
1998年10月 規格改定。長さ3.40m、幅1.48m(高さ2.00m) 軽自動車にも普通車と同じ安全衝突基準を採用することとなり車体が大型化された。 マツダ キャロルをスズキからのOEMに切り替え、自主開発から撤退。 1999年 軽1BOX初の乗用登録であるタウンボックス発売。 2000年平成12年排出ガス規制施行。これ以降軽自動車も燃費基準やグリーン化税制による減税(登録車における重課税制度は現在のところ対象外)といった、より厳しい環境基準が課せられるようになった。装備面ではこの年度を最後にキャブレターのエンジンが姿を消し、燃料噴射装置への完全移行が達成された。 10月 高速道路での最高速度毎時80km/h制限撤廃、小型車と同じく毎時100km/hに。 2001年10月 ダイムラー・クライスラー日本(当時)、スマートK発売、正規輸入車初の軽自動車となった。 2002年4月 日産、スズキからのOEMのモコで軽自動車に参入。 9月 字光式ナンバー導入(一部地域は11月から)。 2005年1月 分類番号3桁化、希望ナンバー制導入。 2008年4月 富士重工業が軽自動車の自社生産から撤退表明。後に、ディアスワゴン、プレオ、ステラをダイハツからのOEMに順次切り替え。 2009年6月 三菱自動車工業が軽規格の電気自動車であるi-MiEVを発売する。 2011年6月 三菱自動車工業と日産自動車が、軽自動車の共同開発を目的とした会社NMKVを、両社の出資により設立。 9月 トヨタ、ダイハツからのOEMのピクシススペースで軽自動車に参入。これにより普通乗用車を扱う国内メーカー(トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱、富士、スズキ、ダイハツ)がOEMを含め、すべて軽自動車を販売することになった。 9月 ダイハツ JC08モードで30km/Lの燃費を実現したミライースを発売。 11月 スズキ JC08モードで30.2km/Lの燃費を実現したアルトエコを発売。軽自動車・コンパクトカーの低燃費化の進行で、電気自動車・ハイブリッド車とは異なる「第3のエコカー」と呼ばれる車種が登場した。 2012年2月 富士重工業が軽自動車生産を終了。生産終了まで自社製造していたサンバーを同年4月にダイハツからのOEMに切り替え、現行車種のOEM化も完了。 8月 ダイハツ・コペンが生産終了し、直列4気筒エンジン搭載の軽自動車は消滅(ただし、コペンはブランクを経て2014年6月にフルモデルチェンジを行い生産を再開している)。 12月 ダイハツ・ムーヴがマイナーチェンジに伴い、軽自動車初の衝突被害軽減ブレーキ「スマートアシスト」を導入。軽乗用車におけるASVの先駆けとなる。 2013年6月 三菱自動車工業と日産自動車が2011年に設立したNMKVの初の共同開発車、3代目eK・デイズが販売開始。系列が異なる企業間での共同開発となった。 8月 三菱自動車工業が電気自動車を除く軽商用車の生産を撤退する事を表明。 11月 イギリスの自動車メーカーケーターハムがスズキの軽自動車向けエンジンとトランスミッションを採用した「165」を発表。日本向け仕様「セブン130」も軽自動車の規格に合致しており、代理店が2014年中に軽自動車として正規輸入を予定している。 12月 三菱自動車工業が電気自動車を除く軽商用車の生産を終了。三菱自動車工業から軽商用車のOEM供給を受けていた日産自動車は軽商用車の供給元をスズキに切り替え。 2014年2月 三菱自動車工業がガソリン軽商用車ミニキャブをスズキからのOEMに切り替え、OEM化を完了。 4月 ケータハムが「セブン130」を改称した「セブン160」を発売。 8月 スズキ・キャリイに軽自動車初のAMTであるAGS(オートギアシフト)をグレード別設定により導入。 11月 「日本の軽自動車」がRJC特別賞に選ばれ、日本自動車工業会軽自動車特別委員会が受賞した。 12月 スズキ・アルトがフルモデルチェンジに伴って「レーダーブレーキサポート」を設定。バンにも設定されたため、軽商用車初のASVとなる。 2015年1月 ダイハツ・タントシリーズが2014年新車販売台数第1位を獲得。登録車を含めての第1位獲得は軽乗用車初となる。 6月 ダイハツ・ムーヴの「スマートアシストII」搭載車がJNCAP予防安全アセスメントで最高評価の「先進安全車プラス(ASV+)」を軽自動車で初めて獲得。 8月 スズキ・スペーシアの「デュアルカメラブレーキサポート」及び「全方位モニター」搭載車が、JNCAP予防安全性能アセスメントにおいて、最高ランクの評価「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得。 2016年3月 スズキ・ハスラーが、JNCAP予防安全性能アセスメントで軽自動車初の満点を獲得し、最高ランクの評価「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得。 2018年4月 三菱・i-MiEVが一部改良に伴い登録車へ移行。 5月 ダイハツ・ハイゼットトラックが一部改良に伴って「スマートアシストIIIt」を導入。軽トラック初のASVとなる。
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