日本向け仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 02:14 UTC 版)
「Macintosh Plus」の記事における「日本向け仕様」の解説
当時の日本におけるApple社の代理店であったキヤノン販売によって、Macintosh 512KにJIS第1水準相当の3304字のフォントパターンを収録した漢字ROMとしてのデータを含む256KBのROMを搭載した日本専用のローカライズモデルが用意され、「DynaMac」というキヤノン販売独自の愛称(正式なモデル名ではなく、あくまでもセールス用の名称である)で発売されたが、これはOSレベルで日本語をサポートする漢字Talk登場以前の暫定的なモデルだった。 また、Macintoshで日本語を使用したいという要望に応えて、当時のMacintoshの標準英語フォントであった「Chicago」に似せた独自の日本語フォントを搭載し、英語システム上で2バイト文字の扱いを可能にする、「JAM / Sweet JAM」というフロントエンドプロセッサがサードパーティーの手によって開発され、漢字Talk登場後も一部の愛好家に支持されていた。 その後、1MBのRAMを標準で搭載したMacintosh Plusの登場によって、日本で販売されるモデルにはOSとして日本語をサポートする漢字Talkが用意された。また、後期モデルからは標準RAMは2MBとなった。[要検証 – ノート]
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