政権・艦長の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 00:22 UTC 版)
「無限のリヴァイアス」の記事における「政権・艦長の変遷」の解説
ツヴァイ(初期) 実習班班長だったルクスン・北条が艦長に就任。 艦内における生活マニュアルから各生徒の作業分担配置の作成までをツヴァイが行う。 軌道保安庁による2度の攻撃を撃退。また2度目の攻撃の際に、工作員2名を閉じ込めていた教習艦リベールの残骸がすべて脱落。ツヴァイは艦内の混乱を避ける名目でこれらの事実を隠蔽する。 航宙課の生徒の成績順をルクスンの一存で公開。 尾瀬イクミ、相葉祐希ら航宙課の上位成績者を集め、グラン・マクダニエルをリーダーとしてヴァイタル・ガーダーの訓練を開始。 秘かに情報を入手していたチーム・ブルーがブリッジを制圧の上、事実を暴露してツヴァイを糾弾、以後ツヴァイに代わりリヴァイアスを牛耳ることとなる。 ブルー政権 エアーズ・ブルーが艦を掌握。チーム・ブルーおよび偶然ブリッジに居合わせた相葉昴治とファイナ・S・篠崎を加えた8名が、ブリッジの監視を名目に常駐する。 火星圏宙域の戦闘で初めてヴァイタル・ガーダーを投入。戦闘中に取り乱したルクスンがブリッジから追放される。ブリッジとリフト艦は一時連絡が取れなくなるが、ブリッジの昴治の提案とヴァイタル・ガーダーの祐希の思惑が偶然一致し、火星圏の戦闘に勝利する。 リフト艦での裏切り行為が発覚。反乱首謀者であるグラン及びソン・ドッポの2名がチーム・ブルーの制裁を受ける。 昴治の提案でパーティーの開催が決定。戦闘勝利後の開催だったため、戦勝記念の様相が強いものとなった。しかし、突然入ったニュース速報により、リヴァイアスの乗員がテロリストとされたことが知れわたり騒然となり、パーティーも中断される。 ブリッジでの緊急会議により、敵襲を口実に火星圏を離脱し、土星圏へ向かうことが決定される。 ポイント制が導入される。また、監視員が一般の生徒たちの監視に当たることになる。 土星圏宙域においてヴァイア艦インプルスと戦闘。初のヴァイア艦同士の戦いのため、戦闘は長期戦になる。ブルーは自らリフト艦に乗り込み、リヴァイアスを見捨てて衛星ハイペリオンへの逃走を指示するが、ハイペリオンがインプルスの攻撃で破砕され、頓挫する。尾瀬イクミはブルーの発言を「何も聞かなかった」ことにして穏便に済ませることにし、リフト艦は戦闘を継続する。 インプルス戦で辛くも勝利を収めるものの、シュタイン・ヘイガーがリフト艦での会話を入手し、母艦内で放送する。このことが引き金となり暴動が発生。ブルーは艦長の座を追われ逃走し、チーム・ブルーのメンバーは拘束される。監視員も襲撃され、ブルー政権は崩壊した。昴治、ファイナを含むブリッジのメンバーとヴァイタル・ガーダーのパイロットはチーム・ブルーに強要されていたと見なされ、制裁は免れている。 第2次ツヴァイ政権 民主的決議によりユイリィ・バハナが艦長に選出され、就任する。 ポイント制の続行が決定。新たに監視員募集を募るも、前回の暴動の余波を受け、志願者は大幅に下回る。この頃から艦内の治安が悪化。暴力事件が頻発するようになる。特にポイントがらみの犯罪が急増する。ポイントを賭けてのギャンブルやポイント強奪事件、また一部では売春も行われていた。 土星〜天王星間宙域にてヴァイア艦ディカスティアと交戦。リヴァイアスは窮地に陥るも、祐希の機転で撃破に成功する。この戦闘で、リヴァイアスは戦闘における初の犠牲者を出す。 稚拙な戦闘指揮の責任を問われたユイリィは艦長職を降りるものの、周囲の説得によりブリッジには残留する。以後、艦長職が不在の状態となる。 尾瀬イクミ政権 暴力の横行と治安の悪化に業を煮やしたイクミがヴァイタル・ガーダーを占拠。祐希ら協力者とともにリヴァイアスを攻撃し、艦内の秩序回復を訴える。 ヴァイア艦ヴァイスハルトと交戦し、これを撃破。この戦闘を機にリヴァイアスのイクミ体制が決定的となる。イクミを支持する有志達が治安部隊「ガーディアンズ」を結成。ミシェル・ケイがリーダーの座に就く。 ファイナの提案により、リヴァイアスは天王星圏チタニアに針路を取る。 ヘイガーが能力別の区画分けと居住区の移動を提案し、採用される。その提案を含め、イクミのやり方に反発を覚えていたユイリィはブリッジから離脱。ヘイガーは祐希の「障害を取り除く」ため、昴治、蓬仙あおい、ユイリィを最低のEランクに落とす。またパット・キャンベルのEランク行きに反発したラン・ラックモルデに殴打されると、彼女もEランクに落とす。 Eランク区画はヘイガーの独断により閉鎖。これに不服を申し立てるために昴治が同区画から脱出、イクミらに直談判をする。しかし話は平行線をたどり、イクミは昴治から奪ったニードルガンを発砲し、昴治に重傷を負わせる。 天王星圏付近でヴァイア艦ゲシュペンストと交戦。激しい攻防が続き、イクミは乗員達をリヴァイアスからリフト艦に避難させる。しかしEランクの生徒をはじめ、逃げ遅れた乗員達が多数取り残される。 チタニアを目前にしてヴァイタル・ガーダーが相打ちの形で大破、戦闘続行が不可能となり、リフト艦ではその対応について紛糾する。負傷した昴治が現れて投降を呼びかけ、それを拒否するイクミと対立するが、リヴァイアスに侵入したゲシュペンスト乗員がリヴァイアス乗員の救助に転じ、リフト艦にも現れたことにより、長きに渡る漂流は終焉を迎えた。
※この「政権・艦長の変遷」の解説は、「無限のリヴァイアス」の解説の一部です。
「政権・艦長の変遷」を含む「無限のリヴァイアス」の記事については、「無限のリヴァイアス」の概要を参照ください。
- 政権艦長の変遷のページへのリンク