抗体検査とは? わかりやすく解説

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こうたい‐けんさ〔カウタイ‐〕【抗体検査】

読み方:こうたいけんさ

細菌・ウイルスなどの病原体対す抗体有無や量を調べ検査少量血液から麻疹(ましん)・水痘(すいとう)・百日咳(ぜき)・HIVなどさまざまな感染症抗体価調べることができる。麻疹百日咳などの場合抗体価が低いと感染リスクが高まるため、予防接種によって抗体価上げ必要があるまた、過去感染有無現在の免疫力程度などもわかる。たとえばHIV抗体陽性であればHIV感染していると判定される


免疫学的検定

(抗体検査 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/02 22:35 UTC 版)

免疫学的検定(めんえきがくてきけんてい、: immunoassay)は、抗原或いは抗体の反応を利用して血清尿のような生物学的液体の中に含まれる物質の濃度を測定する生化学的試験である。免疫学的測定イムノアッセイとよばれることもある。


  1. ^ Berson, Solomon A., et al. "Insulin-I 131 metabolism in human subjects: demonstration of insulin binding globulin in the circulation of insulin treated subjects." The Journal of clinical investigation 35.2 (1956): 170-190.
  2. ^ Berson, Solomon A., and Rosalyn S. Yalow. "Quantitative aspects of the reaction between insulin and insulin-binding antibody." The Journal of clinical investigation 38.11 (1959): 1996-2016.
  3. ^ 免疫学的測定法” (PDF). 2020年9月27日閲覧。
  4. ^ 写真現像の銀塩増幅技術を応用し、ウイルスなどの高感度検出を実現”. 2020年9月27日閲覧。
  5. ^ 銀増幅技術による高感度インフルエンザ診断薬の開発” (PDF). 2020年9月27日閲覧。


「免疫学的検定」の続きの解説一覧

抗体検査

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 03:44 UTC 版)

清恵会病院」の記事における「抗体検査」の解説

プロラストSARS-CoV-2 IgM/IgG(Arton)キット用いて少量血液検査をすることができ、抗体検査(IgGIgM)で陽性であれば過去新型コロナウイルスかかったことがあることがわかる。体内抗体持っていれば今後新型コロナウイルスには感染しないもしくは感染して軽症で済む。IgGIgM抗体感染後1~2週間後から上昇しIgG抗体数年の間、血液中に生成される。また一般的な抗体に関する見解として、抗体陽性場合は、再び感染するリスク少なくなる考えられている。血液検査キットたらすことで、約20分で検査結果判明するが、保険外診療自費診療となる。

※この「抗体検査」の解説は、「清恵会病院」の解説の一部です。
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抗体検査

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:21 UTC 版)

日本における2019年コロナウイルス感染症の流行状況」の記事における「抗体検査」の解説

5月23日東京都は、過去ウイルス感染歴を調べる「抗体検査」を月3千件ペース実施地域ごとの抗体保有率を分析し診断率向上や疫学調査役立てる。都の外郭団体東京都医学総合研究所測定器設置し都立公社病院連携して実施し東京大学先端科学技術研究センター分析にあたる。地域ごとに継続的に抗体検査を実施し抗体保有率を調査感染拡大防止対策役立てる5月22日厚生労働省は、6月初旬から感染状況把握目的とする抗体検査を、東京大阪宮城1万規模調査始める。無症状含め感染した人の割合確かめ今後対策役立てる20歳上の男女約3000人から血液提供を受け、一定レベル上の抗体持っているかを調べる。抗体検査では、陰性なのに陽性判定される精度課題もあるが、最新装置調査精度上げる。加藤は、「免疫獲得状況の確認目的で、感染拡大防止策活用していきたい」と述べた6月1日東京大学先端科学技術研究センター福島県のひらた中央病院は、感染歴を調べる抗体検査で、簡易検査キットによる陽性の約90%の人が、精密検査検査陰性結果であった発表した。ひらた中央病院医療・介護従事者680人に簡易キットイムノクロマト法)で検査結果58人が陽性だった。その後精密検査で約90%の52人が陰性判定結果だった。東京大学先端科学技術研究センター児玉名誉教授は、「感染者把握には役立つ、精密検査PCR検査などの実施して判断が必要」と述べた6月1日厚生労働省は、東京都宮城県大阪府の約1万人の抗体検査を開始した調査実施では各自治体協力により、男女20歳上の3000人の血液から感染者調べる。東京では、板橋区豊島区練馬区3000人の検査予定している。検査協力者依頼文書郵送し指定検査会場採決実施し集計した検査結果から感染者割合調べる。本年6月下旬までに結果本人通知する

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