不規則抗体検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 01:59 UTC 版)
(不規則抗体はABO式血液型以外の血液型に対する抗体のことだが、便宜上ここに記す。)
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不規則抗体検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/14 14:41 UTC 版)
抗A・抗B抗体以外の抗体(不規則抗体)について調べる。対象はウラ試験で異常な凝集が認められた場合。
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不規則抗体検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/16 14:34 UTC 版)
輸血検査の中でも不規則抗体を確定するのに非常に重要である。 生理食塩液法(生食法) 単純に患者の血清と血球試薬を混ぜ、凝集するか見る。 交差適合試験におけるABO不適合や、IgM系の低温反応性抗体の検出に適している。 酵素法(パパイン、フィシン、ブロメリン法) 酵素で血球表面のシアル酸を溶かしてから患者の血清と混ぜ、IgG抗体で凝集するか見る。 一段法と二段法があり、後者の方が感度はいいが手間がかかる。 Duffy、MNSs、Xg、その他JMH、Ch、Rg系は酵素で抗原も溶けてしまい検出できない。 逆にRh、Kiddは強化される。 アルブミン法 アルブミンの荷電を利用して、患者の血清中IgG抗体と血球試薬が凝集するか見る。 間接クームス試験(抗グロブリン法) 臨床的意義のある、37度反応性のIgG抗体の検出にもっとも適している。 反応増強剤にPEGやLISS(低イオン溶液)を使う。 これらの検査は主に「試験管法」で行われてきたが、近年は「カラム法」による検査が主流となってきている。 また、同定には患者血球の抗原タイピングや、複合抗体の場合、その片方を抗原陽性血球で吸着解離するのも有効。
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