新生児溶血性疾患(HDN)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/30 08:50 UTC 版)
「クームス試験」の記事における「新生児溶血性疾患(HDN)」の解説
直接クームス試験の有力な要因で、胎盤を介し母親の抗体が胎児の赤血球を破壊する現象。 診断基準 母親と胎児間に血液型不適合がある 黄疸(間接高ビリルビン血症) 母親の抗体価が512倍以上 児の抗体価が8倍以上 解離試験陽性 確定検査 母親の検査 抗体価測定、不規則抗体検査 新生児の検査 直接クームス試験、熱解離試験(ABO不適合の場合)、DT解離試験(不規則抗体による場合)、抗体価測定、同型血球との間接抗グロブリン試験 HDNの輸血 合成血を輸血する。また、もし母親に不規則抗体があれば適合血を用意する。
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