戸隠流忍法武神館
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「世界忍者戦ジライヤ」の記事における「戸隠流忍法武神館」の解説
山地 闘破(やまじ とうは) / 磁雷矢(ジライヤ) 主人公。18歳。1970年7月19日生まれ。戸隠流第三十四代宗家・山地哲山の養子。 普段は家計を助けるため、日中に複数のアルバイトなどに励んでいる明るい好青年であるが、実は2300年前にパコを地球に運んだ宇宙人の忍者の子孫で、秘宝パコの在処が記された粘土板(ボード)の半分を守る使命を帯び、ジライヤスーツを哲山より託され「ジライヤ」を名乗り闘うことを命じられる。スーツ装着後でも仲間や家族たちからは本名の「闘破」で呼ばれることが多い。 必殺武器である磁光真空剣の他、ジライバスターや六方手裏剣などを駆使して闘う。後にジライヤスーツの上に第2装着するジライヤパワープロテクターを入手し、パワーアップを果たしている。第1形態は目が見えていることから、演者である筒井がスーツに入って演技するシーンも多い。 一部の書籍では「高校3年生」と記載されており、その影響もあって「高校三年生の設定なのだから通学シーンが見たい」という意見もみられたが、企画段階の設定がそのまま記載されたものであり、実際の番組制作に反映された設定というわけではない[要出典]。 『手裏剣戦隊ニンニンジャー』 忍びの34にゲスト出演。戸隠流第三十五代宗家にして、「忍者の名誉を守る委員会」の会長(劇中では会長候補)になっている。作中では、伊賀崎天晴たちを見て「これくらいの息子がいてもおかしくないのか」と、本作品で描かれたころから相応に歳を重ねたことを伺わせる台詞も口にしている。 山地 ケイ(やまじ ケイ) / 姫忍 恵美破(ひめにん えみは) 高校1年生の16歳。山地哲山の実娘(長女)。義兄にあたる闘破を呼び捨てにし、家事一切を闘破に押し付けるという、闘破曰く「性格ブス」だが、内心では闘破を深く想っている。 第4話からジライヤスーツに似た純白の忍者スーツを装着し、ジライヤを助けて戦う。白い花吹雪で敵にダメージを与え、昏倒させる忍法花吹雪や、他人そっくりのマスクをその場で作り出し、それをかぶって変装する忍法顔うつしを会得している。 山地 学(やまじ まなぶ) 小学3年生の9歳。山地哲山の息子(長男)で、ケイの弟。周囲から半人前に見られることを不満に思っている。第29話以降は自家製の戦闘スーツを装着して戦うようになり、また同話では馬風破に弟子入りした。パチンコ目潰しが武器。似顔絵を描くのが得意。体育を除いた全科目で0点を取るなど、勉強は全くできない。『機動刑事ジバン』 第31話にゲスト出演。忍法を駆使してジバンとともにバイオロン怪人シノビノイドに立ち向かう。演じる橋本巧は、本作品の終了後は学業を優先しており、『ジバン』へのゲスト出演は夏休みの1日を利用したものであった。 山地 哲山(やまじ てつざん) 戸隠流第三十四代宗家。 実力、影響力共に忍者の間では広く知れ渡り、彼を師と仰ぐ者が多い。さらにその存在は世界忍者の間でも有名で、彼自身も世界忍者に対して精通している。自宅マンションに忍法道場として「戸隠流忍法 武神館」を開いているが、入門者数は芳しくない。 盆栽いじりが趣味。ペットは鳩のシロと忍者犬のクロ。 山地 早苗(やまじ さなえ) 哲山の妻で山地兄弟の母。故人。 戸隠流第33代宗家の娘であり、毒斎が思いを寄せる相手だった。学が赤ん坊のころに、哲山と妖魔一族の戦いに巻き込まれた際、毒斎が哲山に放った手裏剣の1つが当たり、それが致命傷となり、哲山に看取られながら息を引き取る。 哲山は「母さんの死を引きずってほしくない」という思いから、我が子たちに真実を伏せ、早苗は事故で亡くなったと告げたり、写真を隠したりしていたが、学が大きくなったことを機に写真を見せ、また早苗と瓜二つの松本秋子が毒斎に襲われたことを機に早苗の死の真相も明かした。
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