おしの‐はっかい【忍野八海】
忍野八海(おしのはっかい)
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忍野八海
名称: | 忍野八海 |
ふりがな: | おしのはっかい |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 山梨県 |
市区町村: | 南都留郡忍野村 |
管理団体: | 山梨県(昭9・8・28) |
指定年月日: | 1934.05.01(昭和9.05.01) |
指定基準: | 地10 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | 富士五湖ト同シク曽テ火山堰止湖タリシ忍野湖今ノ忍野盆地ヲ涵養セシ地下水ノ湧出口ガ湖水涸渇後モ尚現存セルモノニシテ今ハ八個ノ湧泉トナリ各停匯シテ八個ノ小池ヲナセリ コノ事實ハ現時ノ富士五個カ熔岩流ノ下ヨリ湧出セル地下水ニヨリテ涵養サレ居ルヲ暗示スルモノニシテ自然地質學上貴重ノ天然資料タリ |
天然記念物: | 御橋観音シダ植物群落 御池沼沢植物群落 御油のマツ並木 忍野八海 志布志の大クス 志津川のオキチモズク発生地 志賀高原石の湯のゲンジボタル生息地 |
忍野八海
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 18:02 UTC 版)
忍野八海(おしのはっかい)は、山梨県南都留郡忍野村にある8か所の湧泉群。富士山の伏流水及び杓子山から石割山にかけての山麓からの伏流水を水源とし、新富士火山の透水層の地下水及び古富士山の不透水層部より下方の透水層のうち水圧の高い地下水が湧きだしたものとされている[1]。忍野八海からの湧水は新名庄川に流れて、山中湖を水源とする桂川へと合流する。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i “富士山構成資産 忍野八海”. 忍野村. 2020年12月19日閲覧。
- ^ a b “忍野八海巡礼ガイド” (PDF). 忍野村. 2020年12月19日閲覧。
- ^ 『南都留郡郷土誌』(南都留郡聯合教育会、1938)
- ^ 富士山北麓の湖底堆積物から湖形成史を探る (PDF) 輿水達司、内山高、吉澤一家 - 地球惑星科学関連学会2004年合同大会予稿集、2013年7月閲覧
- ^ 富士山北東麓古忍野湖の地質と化石 - 国立科学博物館地学研究部 藤山家徳、2013年7月閲覧
- ^ 富士山延暦噴火の謎と『宮下文書』 - 静岡大学教育学部総合科学教室 小山真人、2013年7月閲覧
- ^ 山田美奈子「村落の構造とその変容 : 山梨県南都留郡忍野村を例として(卒業論文要旨)」『お茶の水地理』第23号、お茶の水地理学会、1982年4月、49-49頁、ISSN 0288-8726、NAID 120000851975。
- ^ 八海祭り - 忍野村、2013年7月閲覧
- ^ “忍野八海”. 忍野村. 2020年12月19日閲覧。
- ^ a b 現地解説版から
- ^ a b “榛の木林資料館”. 有限会社 榛の木林. 2020年12月19日閲覧。
- ^ “「世界遺産 富士山〜水めぐる神秘〜」”. NHKスペシャル. 日本放送協会 (2013年6月30日). 2015年9月29日閲覧。(NHKアーカイブス)
- ^ “忍野八海 池本”. 有限会社 忍野八海池本. 2020年12月19日閲覧。
- ^ “忍野八海周辺マップ” (PDF). 忍野村. 2020年12月19日閲覧。
- ^ “忍野八海へお越しの皆様へ”. 忍野村. 2020年12月19日閲覧。
- ^ “忍野八海の環境保護に関するお願い”. 忍野村. 2020年12月19日閲覧。
- ^ 富士山・忍野八海コインだらけ!中国観光客らが投げ入れ・・・文化財保護法違反J-CASTニュース
- ^ “富士山麓の清流 忍野八海の名水が汚染の危機”. 産経新聞. (2001年4月14日)
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