針江の生水(はりえのしょうず)
|
針江の生水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 19:14 UTC 版)
丹波高地と比良山地を水源とする安曇川水系の伏流水である当地域の湧水は、針江の生水/針江生水(はりえのしょうず)と呼ばれる。200年もの歳月を経て24m前後の地下から湧き出すものであり、1日の湧水量は約3,500トン(タンクローリー約250台分相当)。年間を通して13℃前後の水温が保たれ、夏は冷たく、冬は暖かく感じられる。ミネラルの少ない軟水で、辛口端麗の日本酒を仕込むのに向いているという。2000年以上の昔から地域に特徴的な水辺環境の下支えとなっている名水であり、2008年(平成20年)には環境省選定の「平成の名水百選」に選ばれている。 現代では、針江の生水を擁する地域一体は、針江生水の郷(はりえしょうずのさと)と呼ばれている。
※この「針江の生水」の解説は、「針江区」の解説の一部です。
「針江の生水」を含む「針江区」の記事については、「針江区」の概要を参照ください。
- 針江の生水のページへのリンク