せき止め湖
別名:堰き止め湖、堰止湖
土砂災害などで川縁の土砂が崩れたり、土石流が流れ込んだりすることによって、川が堰き止められて形成される湖。台風や豪雨などの影響で出来る場合が多い。
せき止め湖は、河川が自然に堰き止められてダムのようになることから、「天然ダム」や「土砂ダム」と呼ばれることもある。基本的には単なる土砂の堆積であるため、いつ崩れるか分からず、一度に大規模に崩落すると下流の地域に大きな危険が及ぶ可能性がある。
2011年8月から9月にかけて、紀伊半島付近を襲った台風12号(平成23年台風第12号「タラス」)の影響で、奈良県、和歌山県で4つのせき止め湖ができている。下流の自治体では住民に避難を呼びかけている他、決壊して土石流が発生するようなことのないせき止め湖の解消方法について、模索している。
せきとめ‐こ【×堰き止(め)湖】
堰止湖
堰止湖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 21:56 UTC 版)
大規模な地滑りや、火山噴火に伴う山体崩壊などによって、河川が堰き止められてできた湖である。要するに、天然のダム湖である。
※この「堰止湖」の解説は、「構造湖」の解説の一部です。
「堰止湖」を含む「構造湖」の記事については、「構造湖」の概要を参照ください。
- 堰止湖のページへのリンク