徳川三郎信康とは? わかりやすく解説

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松平信康

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 07:57 UTC 版)

松平信康(まつだいら のぶやす)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将徳川家康長男嫡男)。母は関口親永(瀬名義広)の娘で今川義元の姪・築山殿。また、後に安祥松平家の居城の岡崎城主愛知県岡崎市)を務めたため、祖父・松平広忠同様に岡崎 三郎と名乗った。


注釈

  1. ^ 『当代記』は『安土日記』を引用したと思われる[18]
  2. ^ 典厩は岡崎派と浜松派に分裂していたという直接的な根拠を具体的な史料を挙げて説明していないが、懲罰の例として石川数正松平康忠松平近正本多重富本多重次天野康景高力清長、天野貞久、伊奈忠次榊原清政植村家次の事件後の処遇を挙げている[15]

出典

  1. ^ 谷口克広 2012.
  2. ^ 柴裕之「松平信康事件は、なぜ起きたのか?」渡邊大門編『家康伝説の嘘』柏書房、2015年
  3. ^ a b c 歴史群像 2007, p. 172
  4. ^ 中村孝也『家康の族葉』碩文社、1997年
  5. ^ a b 谷口克広 2012, p. 214.
  6. ^ 歴史群像 2007, p. 173.
  7. ^ a b 谷口克広 2007, pp. 203–211
  8. ^ 谷口克広 2019, p. 167.
  9. ^ a b 谷口克広 2019, p. 170.
  10. ^ a b 谷口克広 2007, p. 206
  11. ^ 谷口克広 2012, p. 223.
  12. ^ a b c 黒田基樹『徳川家康の最新研究 伝説化された「天下人」の虚像をはぎ取る』朝日新書、2023年
  13. ^ 盛本昌広 1999, p. 27-28.
  14. ^ 谷口克広 2007, p. 205-206.
  15. ^ a b c 典厩五郎 1998
  16. ^ 谷口克広 2007, p. 206-207.
  17. ^ 歴史群像 2007, p. 176.
  18. ^ 田中敏貴、小山真人近世初期の自然災害記録媒体としての『当代記』の特性分析」『歴史地震』第16巻、2000年、156-162頁。 
  19. ^ 谷口克広 2007, p. 208-209.
  20. ^ 谷口克広 2012, p. 225.
  21. ^ 高澤等 2012, p. 176, 第6章「松平信康」.
  22. ^ 盛本昌広 1999, p. 26-28.
  23. ^ 今月のアーカイブ 大三川志(だいみかわし)”. 国立公文書館. 2015年1月27日閲覧。
  24. ^ 大三川志”. 愛知県図書館. 2023年6月19日閲覧。
  25. ^ 大三川志(稿本) 100巻”. 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ. 2023年6月19日閲覧。
  26. ^ 大三川志”. 国書データベース. 2023年6月19日閲覧。
  27. ^ 国立国会図書館デジタルコレクション、藩翰譜巻6、https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1142666
  28. ^ 歴史群像 2007, p. 174.
  29. ^ 岩沢愿彦 (1967年). “<論説>家忠日記の原本について”. 東京大学史料編纂所報第2号. pp. 18-20. 2022年4月1日閲覧。
  30. ^ 谷口克広 2007, p. 209-211.
  31. ^ 柴裕之『徳川家康 境界の領主から天下人へ』平凡社、2017年
  32. ^ 本多隆成『徳川家康と武田氏 信玄・勝頼との十四年戦争』吉川弘文館 歴史文化ライブラリー、2019年
  33. ^ 黒田基樹『家康の正妻 築山殿 悲劇の生涯をたどる』平凡社新書、2022年
  34. ^ 平山優『徳川家康と武田勝頼』幻冬舎新書、2023年
  35. ^ 高柳光寿『青史端紅』朝日新聞社、1962年
  36. ^ 谷口克広 2012, p. 219.
  37. ^ 『津山松平浄光公年譜』
  38. ^ 村岡素一郎 1902, p. 152.
  39. ^ 施設スポット検索 - 清瀧寺 はままつ旅百花 - 観光情報サイト浜松だいすきネット~はままつ旅百花~
  40. ^ 秋元茂陽『徳川将軍家墓碑総覧』パレード、2008年1月、170-172頁。ISBN 978-4434114885 
  41. ^ 区指定・登録文化財一覧新宿区
  42. ^ 隆岩寺”. こがナビ. 古河市観光協会. 2015年1月27日閲覧。
  43. ^ 系図纂要.
  44. ^ 一條家譜・華族系譜30


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