御使いとその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 13:42 UTC 版)
「バンプレストオリジナルのキャラクター一覧」の記事における「御使いとその関係者」の解説
喜びのアドヴェント 声:諏訪部順一 御使いの一人にして、喜びを司るモノ。クロノ改革派に入り込み、何度もヒビキ達の前に現れていた。 Z-BLUEの面々からは信頼を寄せられていたが、クロウやノノ、レド、ガロードなど日の浅い面々は「ストライカーの支配と変わらない」「どうしてそんなに信用するんですか」と違和感を覚えていた。それは、初登場以来常にヒビキ達を助けに来たことにより、いつしか「アドヴェントが正しい」という前提のもとで思考していたことによるものであった。それを暴かれたことでZ-BLUEを同志足りえぬ敵対者と定め、ついに牙を向く。恐るべき戦闘力を持ち、アスクレプスを破壊されてなお、生身でジェニオン・ガイを木っ端微塵に破壊して見せた。 その正体は呪われた者などではなく、ヒビキの追っていたテンシ本人。時獄戦役で「目」を緩和したのは精神にシールドを張る能力。 御使いとしては、全ての行為を宇宙の救済と捉え、それを行うことに「喜び」を感じる。1万2000年前に至高神ソルが自害した後に他の御使いと意見を違えたことから追放され、御使い3人への復讐心を抱くと共に、御使いになっても争いを捨てられなかった事への失望から自らが御使い以上の存在になる事を目論むようになった。至高神ソル再臨のためにドリクトンらから帰還を求められた事から復讐心を隠して御使いに復帰、そしてソルに代わる新たな至高神を生み出しての新たな宇宙創造を画策する。アサキムをZONEから解放した本人であり、最終的には彼とシュロウガ、そしてドクトリン、テンプティ、サクリファイを自らに吸収。吸収した存在をスフィアの代用とすることで「至高神Z」を降臨させ、「聖アドヴェント」を名乗ってヒビキ達の前に立ちはだかることになる。しかし、それでも全ての人々の思いを受けたZ-BLUEに敗北し、真の時空修復を前にして完全に敗北を認めるとともに改心、その胸に喜びを満たすため時空修復に力を貸した。真の時空修復が完成した後はAGと共に最後に残った「消滅しようとする力」の残りを因果地平の彼方へ送り、自身も去っていった。 『スーパーロボット大戦30』にて隠しボスとして再登場。Zシリーズのアドヴェントと同一人物であり、既に野心や欲望を捨て去っており、力の大部分を失った(それでも次元力を使って無から援軍となるロボットを創り出すくらいの力はある)至高神Zと共に辿り着いた次元の狭間から様々な次元の宇宙を見守っていた。偶然訪れたドライクロイツに対してかつてのZ-BLUEから教わった命を燃やす力を理解し試したいとして手合わせを求めてくる。 専用BGMは「天より遣われし者」、「終焉を看取る神」(至高神Z搭乗時)。 怒りのドクトリン 声:石塚運昇 御使いの一人にして、怒りを司るモノ。モノクルをつけた老人の姿をしている。全ての行為を責務と捉え、「怒り」を以ってそれを行う。歪んだ進化を進む種に怒りを持っている。 自らを並行宇宙の管理者であるとし、理を乱すものには厳然たる態度で臨む。本人はこれを苦行と考えているため、喜びを以って罰を下すアドヴェントとは相容れず、彼を追放した経緯がある。 ブロディキウムに乗り込んでヘリオースを封印したZ-BLUEに挑んだが敗れ、アドヴェントに吸収されて消滅した。 専用BGMは「天より遣われし者」。 哀しみのサクリファイ 御使いの一人にして、哀しみを司るモノ。翠の髪の女神の姿をしている。真化しない種と、御使いの行いの双方をいつも「哀しんで」いる。 御使いの意見に反したため次元牢に閉じ込められている。ドクトリンがバアルとなる可能性を持った種を滅殺して回る一方で、真化の可能性を持った種を己の裁量で守ろうとし、地球の指標としてZ-BLUEとなった面々に烙印を刻んだ。そして、真化の要素たる5要素の因子を持つ者達を火の文明の世界に送り込み、蒼の地球に自らが見出した者達と共に配置、時の牢獄によって静止した楽園を作り上げようとした。 翠の地球にドクトリンの注意を集め、蒼の地球に楽園を作り上げた。しかし、監視者として送り込んだガドライトは、その意志を外れて蒼の地球を滅ぼそうと動き出したため、やむなく尸空を使ってこれを排除した。 「悲しみ」を司るが、己のものでしかないため他者を理解できない。そのため、己を理解しなかったZ-BLUEを敵と定め、自らドクトリンの元に戻った。 エス・テランでZ-BLUEと戦うアサキムの姿を見て命の意味を思い出したが、御使いの意味を否定したためアドヴェントに吸収されることとなった。 楽しみのテンプティ 声:大和田仁美 御使いの一人にして、楽しみを司るモノ。桃色の髪の少女の姿をしている。 「ティティ」の名前で避難民に紛れ込み、Z-BLUEでヒビキ達と交流していた。第三新東京市跡でのレナードとの戦いで、マクロス・クォーターへの攻撃に巻き込まれて死亡、遺体は宇宙葬となったが、その全ては偽りであり、御使いとして銀河殴り込み艦隊の前に現れる。 タケル曰く「無邪気に悪意をバラ撒く存在」。全ての行為を遊びと捉え、全力でそれを「楽しむ」。当初は導く行為そのものを楽しんでいたが、自らの決定で他の生物が右往左往するのが面白くなり、現在では力を振るうこと自体を楽しんでいる。12000年前のアドヴェントの追放も、御使いが一人減るのが楽しそうだったからという理由で賛同した。 最終的にはアドヴェントに吸収され、消滅した。 アサキム・ドーウィン 詳細は「カイメラ#アサキム・ドーウィン」を参照
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