影響・反響
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それまで地方局制作の番組といえば、地域に根差したグルメや観光情報を中心とした番組が多かったが、制作スタイルが口コミやインターネットなどで話題を呼び、各地のテレビ朝日系列局や独立局への番組販売による放送が開始されるようになり、他の地方局でも似たようなスタイルの番組が制作されるようになった。また、藤村はYouTubeで、編集の仕方や、テロップ・SEの入れ方の影響を受けた動画がいくつも見受けられると指摘している。 本番組の成功を機に、大泉が出演している『おにぎりあたためますか』(HTB)や『1×8いこうよ!』(STV)など、北海道の民放局で制作されるバラエティ番組が道外で放送されるようになった。また、番組内で登場した北海道テレビのマスコットキャラクター・onちゃんは、安田顕が着ぐるみのスーツアクターとして活躍し、ローカル局のマスコットキャラクターでは異例の全国的な知名度を得ることとなった。また、大泉が所属する演劇ユニットTEAM NACSは、公演に番組を見た人達も大泉目当ての客が集まり、北海道で人気を得た。2004年には東京進出を果たし、大泉や安田ら各メンバーが全国区のテレビドラマや映画に出演するきっかけにもなった。 著名人や芸能人、業界関係者にファンが多いことでも知られる。北海道テレビのキー局であるテレビ朝日の『くりぃむナントカ』で行われた「テレビ朝日社員が好きな番組ランキング」では『タモリ倶楽部』『めちゃ2イケてるッ!』に次ぎ3位にランクインした。 雑誌『Quick Japan』Vol.52(太田出版)で水曜どうでしょう特集が組まれた際には、吉川晃司・つのだ☆ひろ・佐藤友哉・清野とおるがファンとしてコメントを寄せた。この他、番組のファンである著名人には映画監督の本広克行・元プロ野球選手の武田勝・高坂希太郎・下野紘・山田孝之・小杉竜一・松村北斗・さだまさし・松尾諭などがいる。 番組販売・DVD・グッズ等の売上による北海道テレビへの営業面での貢献も大きく、北海道テレビの放送外収入は2008年度で約20億円、2014年度は本番組単体で約24億円にも達している。特にDVDについては、減価償却済みの映像を二次使用する形のため、利益貢献が極めて高いという。DVDの累計出荷数は500万枚を突破し、オリコン週間DVDランキング1位を「バラエティ・お笑い」ジャンルでは最多となる14作品で獲得している。
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影響・反響
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「組曲『ニコニコ動画』」の記事における「影響・反響」の解説
本作品が投稿されて以降、同楽曲を伴奏として歌唱パートを加えた、いわゆる「歌ってみた」動画の投稿が相次いだ。元々このような趣向の動画は以前から投稿されていたが、同楽曲を使用した「歌ってみた」動画の投稿量は、それ以前の数を大きく上回る。ニコニコ動画で、最新動画の『七色のニコニコ動画』でのタグ検索結果は、2015年1月時点で1500件を超えている。 タイトルの「組曲」は厳密な意味での組曲ではなく、あくまで「組曲という名前のメドレー」である(作者談)。 シリーズの原曲を繋げてメドレーにする、「元の曲で再現してみた」が流行。元々は歌詞のない組曲『ニコニコ動画』シリーズに、原曲から繋げることでより一層の人気を深めた。のちにニコニコ動画で名を博した歌い手たちを集めて作られた『ランティス組曲』にも影響を及ぼす。原曲に歌詞が存在しない場合もあるが、大抵は即興の歌詞(多くはニコニコ動画内で流行した替え歌や空耳)をつけて歌われることが多い。また、替え歌も多数存在している。すなわち、メロディはそのまま転用して歌詞だけ特定のアニメ・ゲームや芸能人(主に声優)用にアレンジする者が現れている。(組曲『○○動画』〔メドレーごとに、○○動画物語.wav、○○動画流星群、○色の○○〕と呼ばれる。○○にはキャラ名などが入る。替え歌組曲『ニコニコ動画』〔メドレーごとに、ニコニコ替え歌物語.wav、流星群『替え歌シリーズ』、七色の替え歌動画〕でタグ検索することでヒット。) その中でも特に多くの視聴者の注目を集めた歌い手には、自然発生的に愛称がつけられ、自らその愛称をハンドルネームのようにする歌い手も現れた。さらに歌ではなく、リコーダー、ピアノ、ヴァイオリン、果ては篠笛や太鼓や箏など多彩な楽器を使って演奏する「演奏してみた」動画も投稿された。これらの歌や演奏をミックスして合唱や合奏としたものもあり、オーケストラによる演奏も投稿された。中国語(台湾華語)、韓国語、英語で訳されたものを歌ったり、台湾ではPTTC_CHATの有志によるものや国立中央大学の生徒数百人が合唱したものもある。 しものメドレーシリーズに影響を受けてメドレーを作る者も現れた。それらをまとめてニコニコメドレーシリーズと言う。 2008年6月22日には、しも本人による「【一周年記念】組曲『ニコニコ動画』をうp主が自ら歌った」が投稿された。(通称、「歌ってみた」動画への模範解答)それ以降も、「ニコニコ動画物語.wav」や「ニコニコ動画流星群」、「七色のニコニコ動画」でも自ら歌った物を投稿している。
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