巣藤浚介の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 04:29 UTC 版)
「家族狩り (テレビドラマ)」の記事における「巣藤浚介の関係者」の解説
鈴木 渓徳(すずき けいとく) 演 - 北山宏光 浚介の元教え子。実家の「ベル電気」で電気工事の仕事をしている。浚介とは気心の知れた関係でたびたび裏DVDの差し入れをする。浚介を介して清太郎とも知り合い意気投合してしまう。LINEなどで情報を得ていて、仲間内や不良少年たちの噂や情報などにも詳しい。 ドラマ版ではできちゃった結婚で生まれたばかりの1児・エーキチ(演:髙橋莉姫)の父で、佳苗の妊娠を知り迷わず父親としての責任を引き受ける決意をして結婚している。不良時代には少年院に入っており、その頃身に付けたピッキング行為の技術を游子捜索に役立てる。 清岡 美歩(きよおか みほ)〈38〉 演 - 山口紗弥加 桐明学院高校現代国語教師。実森勇治の担任。 ドラマ版では40歳を前にした結婚願望の強い女性として描かれ、浚介に強引に関係を迫り周囲にも(嘘の)妊娠をアピールする。職場では平然と嘘をついて責任逃れをし、厄介ごとはとことん避ける。面倒に巻き込まれることを嫌って麻生家の事件発生時に物音や悲鳴を聞いていたが見て見ぬふりするよう浚介を唆した。不登校生徒の実森勇治を内心嫌っており、家庭訪問などのケアには不熱心で、彼が久々に学校に来た際も顔を覚えていなかった。妊娠が嘘と見抜かれた上で浚介からプロポーズされたが、実森家への対応以降の一連の事件が起こる間に同僚の岡村と婚約し、浚介に婚約指輪を示して別れを告げる。 芳沢 亜衣(よしざわ あい) 演 - 中村ゆりか 桐明学院高校の女子生徒。美術の時間に家族をテーマにした作品を描くように言われ、グロテスクな絵を描く。その後、ラブホテルで援助交際相手から強姦されそうになったことで暴行事件を起こし、偶然現場に居合わせた游子に保護される。 ドラマ版では両親を「お父様、お母様」と呼び、物語開始当初からリストカットに走っている。5歳までシカゴに暮らした帰国子女で、スラング・卑語を含め英語が堪能で、成績優秀な優等生としてふるまっているが、学校での英語の成績が平均点以下であるため父に認めてもらえない。しかし、父親を陥れる為に英語が出来ないよう、周到に装っていただけであり、ついには父親のPCから社外秘情報をネットに流し、取引先に嫌がらせの英文メールを送るなどして父親の社会的地位を地に落とす。 当初は家庭環境から歪んだ考え方や、狂気的な一面が目立っていたが、浚介との交流や山賀・大野夫妻の惨殺のターゲットとして危うく殺され掛けたのを機に心境が変化し、事件後は浚介に挨拶のために学校を訪れ、一家と共にやり直すことを決め、北海道釧路に転居することとなり、彼女なりに父親を理解しようと、自分の力で金を稼ぐため働く決意をし、浚介に対しては口の悪さは変わらずだが、自身が追い詰められ苦しんでいた際にメールで「いつでも話を聞くから」と言ってくれた事に感謝を述べ、去り際に英語で「あんたが私に光をくれた」と礼を言って学校を後にする。 芳沢 孝郎(よしざわ たかお) 演 - 二階堂智 亜衣の父。外資系商社勤務で5か国語を話すエリートビジネスマン。家族相談では、自分に刃物を向けた亜衣を病院か施設へ送ろうと高圧的な態度で迫る。家族のいがみ合いの果てに、亜衣を殺害しようとする。事件後は家族とやり直すことを決め、北海道の希久子の実家に転居することを決めた。 芳沢 希久子(よしざわ きくこ) 演 - 相築あきこ 亜衣の母。専業主婦。 実森 勇治(さねもり ゆうじ) 演 - 岡山天音 美歩が受け持つクラスの男子生徒。入学式以来、不登校が続き、家庭内暴力を起こす。美歩からは一方的に嫌悪感を抱かれている。両親には東京大学を目指すよう教育されているが、中学・高校とも受験に失敗し、同年代の生徒たちともなじめずに敗北感を抱えている。浚介の誘いに応えてメールのやり取りをし、レーズンパンを手土産に美術室へ行くなど心を開いていたが、遺書を残し、刃物で胸を刺した遺体で発見される。 実森 智代(さねもり ともよ) 演 - 占部房子 勇治の母。息子の暴力に苦しめられ精神的に追い詰められている。家庭訪問を機に美歩を頼ろうとするが黙殺され、勇治と浚介の交流がうまくいかなかったことで游子たちの助けも拒絶するようになる。一時はネット販売で手に入れた毒物で息子を殺すことも考えるができなかった。夫とともに、椅子に縛られ刃物で刺されて殺害される。 実森 貞男(さねもり さだお) 演 - 佐伯新 勇治の父。家庭崩壊後、家から逃避しウィークリーマンションで暮らしている。家族を愛するモチベーションを失っている。 鈴木 佳苗(すずき かなえ) 演 - 松浦雅 渓徳の妻。歌舞伎、なかでも海老蔵にはまり夫を嘆かせている。渓徳を通じてパチンコ店で働いている弓子と親しくなり、その後も夫や子供とともに氷崎家を訪問する。 第5話の段階までは写真のみの出演、または登場なし。 岡村 仁(おかむら ひとし) 演 - 市川知宏 桐明学院高校体育教師。亜衣の副担任。浚介たちには陰で「筋肉バカ」と呼ばれる。
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