氷崎家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/18 09:31 UTC 版)
氷崎 游子(ひざき ゆうこ) 東京都児童センター職員で、心理相談員。30歳。過去に知り合った虐待被害者の少女が自殺未遂したと聞いて動転しバイク事故を起こしたため、歩けるものの左足が不自由になる。また、子供たちの心理への配慮のため普段は基礎化粧以外のメイクはほとんどせず、背が高く痩せた体に短い髪で、浚介には当初ギスギスした印象を与える。家庭では父が倒れて以来、家計は游子が支えている。 虐待を受ける子供たちに対して熱心に取り組むが、左足に関わる過去のこともありむきになる傾向がある。また、男尊女卑的考え方を持っていた父や社会に違和感を持ち、性差別に関する問題には関心が高い。児童センターの上司に敬意と共感を抱き互いに想いを寄せるが、妻子のある相手であり、父が倒れたことをきっかけに結婚を申し込まれるが、彼の子供のことを考え別れた経験を持つ。 游子の父 3年前に脳梗塞で倒れ左半身に麻痺が残り、自宅でほとんど寝たきりで排泄などにも不自由が起きている。 游子の母 夫の自宅での介護を主に引き受ける。介護の疲れと更年期障害のために老けこみ、ストレスで喫煙に走っている。 氷崎 清太郎(ひざき せいたろう) 游子の祖父。アパート暮らしで、コミュニティ・センターで知り合った柿島スミ江と交際している。真面目で地味な老人だったが、スミ江との恋で人が変わったように明るくなる。
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