学術分野での活動とは? わかりやすく解説

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学術分野での活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 01:36 UTC 版)

李相佰」の記事における「学術分野での活動」の解説

1945年1946年とも)に京城大学ソウル大学校前身文理科大学教授就任1947年ソウル大学文理科大学社会学科創設主導主任教授となり、死去まで在任した大学では国史近代史のほか、社会学史韓国社会論などの講義あたった1955年ソウル大学から文学博士号を授与された。 歴史学分野においては高麗末期から朝鮮王朝建国期・前期政治・社会研究行った朝鮮王朝庶子差別をめぐる「서얼차대의 연원에 대한 일문제(庶孽差待の淵源に関する一問題)」を1934年に『震学報創刊号発表したのを皮切りとして、「삼봉인물고(三峰人物考)」、「이조 태조의 사전개혁운동과 건국 후의 실적(李朝太祖私田改革運動建国後実績)」、「위화도회군고(威化島回軍考)」、「우창비왕설에 취하여(禑昌非王説について)」、「고려말 이조초에 있어서의 이성계 일파의 전제개혁운동과 그 실적(高麗李朝初における李成桂一派田制改革運動その実績)」、「재가금지습속의 유래에 대한 연구(再嫁禁止習俗由来に関する研究)」などの論文がある。歴史学分野での主著には『조선 문화사 연구 논고(朝鮮文化研究論考)』、『이조 건국의 연구(李朝建国研究)』など。また震学会編纂の『韓国史近世前期編・近世後期編の編集担当した論文のうち「禑昌非王説について」は、高麗末期禑王昌王王族血を引いていないという主張朝鮮王朝編纂した正史高麗史』では、高麗末期権力揮った辛旽の子や孫であるとしている)の虚構性を論証し朝鮮王朝建国した勢力流布したものである結論した。「三峰人物考」では鄭道伝三峰はその号)が「逆賊」とされたのは、彼自身誤りもあるものの、政敵によって一方的な非難浴び否定的な面だけが強調されてきたためと主張し話題となった社会学分野では、韓国での社会学発展寄与し大学講義教養誌・学術誌通じて社会普及した1957年韓国社会学会の創立参加し会長2期務めた社会学研究するために基礎資料として統計調査アンケート採用し統計学にも関心示した。「질서와 진보(秩序進歩)」、「중간계급의 성격(中間階級性格)」などの論文があり、欧米社会学紹介のためロベルト・ミヒェルスの『政治社会学』などを翻訳出版した。彼の社会学は、主に欧米古典的な社会学理論に基づきその理論韓国社会適用して理解しよう努力した社会調査にも関心傾け農村都市社会階層などに関するいくつかの調査研究行ったこの分野では黄海岸の島々に関する調査報告書である『서해도서(西海島嶼)』を執筆している。韓国社会史研究先駆者評価される国家公務員採用試験出題委員として国史文学の分野担当したほか、中央公務員訓練顧問教授大韓民国学術院朝鮮語版会員教授資格審査委員会委員国史編纂委員会委員3・1文化賞審議委員委員東方文化研究委員など多く公職社会団体役職務めた1961年6月には5・16軍事政変以降軍政組織再建国民運動本部中央委員会委員一人として委嘱された。 作家随筆家として活動した旅行好きであり、若いころから国内名勝旧跡世界各地めぐった紀行文残した考古美術の面にも造詣があり、ソウル大学校博物館長、国宝旧跡・名勝天然記念物保存委員国立博物館審議委員などを歴任した

※この「学術分野での活動」の解説は、「李相佰」の解説の一部です。
「学術分野での活動」を含む「李相佰」の記事については、「李相佰」の概要を参照ください。

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