測量
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測量(そくりょう、英: surveying)は、地球表面上の点の位置・関係を決定するための技術・作業の総称。地図の作成、土地の位置・状態調査などを行う。ポイントの二次元的または三次元的な位置ならびにそれらの間の距離および角度を決定する職業、技芸、学術。
注釈
- ^ 縮尺が大きい順からみて編集として2万5千分の1地形図から5万分の1地形図を作る。このとき基になる2万5千分の1地形図は基図であり、5万分の1地形図は編集図ということになる。このようにして同じ要領で、5万分の1地形図から20万分の1地勢図を作る場合、5万分の1地形図を基図とし、20万分の1地勢図が編集図となる。
出典
- ^ 測量業の動向と人材育成 (独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校基盤整備センター『測量業における「職業能力の体系」の整備等に関する調査研究』)
- ^ 明治前期財政経済史料集成 17 工部省沿革報告 大蔵省編
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- ^ N N Basak (2014). Surveying and Levelling. pp. 542. ISBN 9789332901537 2016年7月28日閲覧。
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- ^ “2011年度施行改正公共測量作業規程の準則(基準点測量)解説” (PDF). アイサンテクノロジー (2011年4月18日). 2013年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月13日閲覧。
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- ^ 公共測量作業規程の準則では第4編に応用測量があり、第339条の2により 「応用測量とは、道路、河川、公園等の計画、調査、実施設計、用地取得、管理等に用いられる測量をいう。」としている。応用測量の区分は第340条で、目的によって 一 路線測量、二 河川測量、三 用地測量、四 その他の応用測量 と区分されている。そして同条の2によると応用測量は建設事業に付随する測量ごとに、必要に応じて路線測量、河川測量及び用地測量並びにその他の 測量を行うものとするとしており、使用する成果を第341条で、基本測量成果に加え、基準点測量、水準測量、地形測量及び写真測量の成果を使用して行うものとしているがただし、基準点測量成果等が必要な場合には、当該測量を実施し、必要な成果を取得して行うものとするとしている。
- ^ Ronalds, B.F. (2016). Sir Francis Ronalds: Father of the Electric Telegraph. London: Imperial College Press. ISBN 978-1-78326-917-4
- ^ ドローン測量のメリットとデメリット-費用相場や注意点も合わせて解説
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- ^ a b c 古代への旅 1 時間目 ~ピタゴラス数と行く古代世界~
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多角測量
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位置、高さを求める測量。トラバース測量とも呼ばれる。測点間の測定方法は三角測量と同一。基準点から測点A、測点Aから測点B、測点Bから測点Cという具合に測点を結んで測量区域を多角形で示し、多角形の各辺の長さ・角度で位置関係を求める。 描く多角形にはいくつかの種類があり、多角形の辺が最終的に基準点に戻ってきて閉じた状態になるものを「閉合トラバース」、戻ることなく開放された状態になるものを「開放トラバース」と呼び、三角点などの高い精度を持つ二つの基準点を結ぶものを「結合トラバース」と呼ぶ。 最も精度が高いのが結合トラバースだが、これには基準点に(ほとんど)誤差が無い事が前提となる。閉合トラバースは精度が高いので一般的によく使われるが、計測した距離に定誤差がある場合、その誤差を検知、解消出来ない。開放トラバースは計測した測点の誤差を検知、解消できないことから精度が低く、あまり使われない。
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