外観・性質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 01:36 UTC 版)
普段は着用している「闇の衣」から覗く部分が黒い影となっており、両目と胸の部分が丸く光った姿をしている。攻撃を受けて衣が損傷すると、フードの下に人の顔が現れる。 この姿は、魔影生物ミストが大魔王バーンの肉体を守るために衣の内部で覆い隠している状態である。衣を剥ぎ、内部の肉体をさらす時は憑依を行い、バーンの肉体の力を己の力として行使する。ミストは暗黒闘気の集合体で、彼自身は「ガス生命体と幽霊の中間のような存在」と説明している。ミストには実体がないために物理攻撃は一切効かず、自身も敵を攻撃することはできない(ただし作中でマァムを押さえつけている描写がある)。しかし生物の肉体に憑依し、他者の体を乗っ取る能力を持つ。乗り移れる肉体は生命活動を行っていない物でも構わず、また戦闘不能なほど弱った肉体でも構わない。この能力を見込まれてバーンに拾われた後は、「凍れる時の秘法」を施されたバーンの本来の肉体を預かってまとわりつき、またその肉体の存在と自身の正体を「闇の衣」を着用することによって隠し、「ミストバーン」と名乗っていた。「凍れる時間の秘法」により時間が停止したバーンの肉体を動かしているため、肉体は極大消滅呪文メドローアを除いたあらゆる攻撃を受け付けないが、本体である彼は暗黒闘気の集合体という体質上、光の闘気を弱点とし、これを用いた攻撃ならダメージを与えられる。 非常時にはバーンの許可を前提に「闇の衣」を解き放ち、彼の肉体に入り込んで動かすことにより戦う(キルバーンがバーンの元に来て以降の数百年間に、ほんの数回であるが、そのような非常事態があったことがミストバーン自身の言葉から伺える)。あらわになったバーンの頭部は、ミストの一部を黒い冠のように戴いている。バーンの両目は閉じられているが、視界には支障ないらしい。この時のミストバーンは「凍れる時間の秘法」の特性により外部からの影響をほとんど受けない上に、バーンの肉体の高い身体能力を自由に発揮することが可能である。また、バーンの魔法力もいくらか肉体に残っているらしく、バーンでなければ起動できない黒の核晶(コア)を爆発させることもできる。ミスト本体がバーンの肉体内部にいるため、通常の光の闘気による攻撃も無効化され、「凍れる時間の秘法」を唯一打ち破るメドローアでさえも、バーンの超必殺技の一つであるフェニックスウイングを使用すれば回避可能。これらのことから、表向きには魔王軍六団長はバランが最強とされているが、闇の衣を剥ぎ取った状態のミストバーンは自らを「魔王軍最強」と語っている。ただし攻撃はバーンの肉体による力任せなものであり、格闘技術そのものはラーハルトのような超一流の戦士には劣る。 バーンの不老の秘密を隠すため、ミストの独断で預かった肉体を使うことは禁じられており、仮にこれに背いたとすれば厳罰に処される。しかし、最終決戦の時はバーンもダイに苦戦していて許可を得ることができなかったため、やむを得ずに使用。バーンと対話可能となった時点では、彼がミストに肉体の返却を求めるほど追い詰められていたので事実上不問とされた。 マァムに憑依した際は、温厚な彼女自身が出そうとしない全力を振るってラーハルトやヒムを翻弄した。しかし、その戦い方は肉体への負担を考慮しないもので、攻撃した側であるマァムも流血していた。 ヒュンケルへの憑依は未遂に終わったため、劇中でミストが宿ったのは2人だけだが、コンビニコミックでは「バーン以外のキャラクターに乗り移ったらどうなるか」という企画があった。
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外観・性質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 02:31 UTC 版)
「セル (ドラゴンボール)」の記事における「外観・性質」の解説
昆虫の外骨格のような人型。全身には無数の黒い斑点がある。背中から生えた尻尾の先端の針を、生物の身体に突き刺すことで生体エキスを吸収し、さらに尻尾の先を漏斗状に大きく拡げて人造人間17号と18号を丸呑み吸収することで完全体になる。非生物には通じず、完全なロボットである人造人間16号は吸収できなかった。また、尻尾は巻き付ける攻撃手段としても用いられ、アニメ『Z』では、タイムスリップを行った未来世界でトランクスを絞殺する際にも用いられたことが描かれている。自身を卵の状態まで退化させることも可能だが、それを行った場合、再び熟成するのに地中で3年かかり、孵化してから地上で成長・脱皮するまで1年、計4年かかる。 現代における当初の実力では、17号、18号や神と融合したピッコロには敵わず、パワーアップするために数え切れないほどの人間のエキスを吸収して、16号と互角の実力を得た。17号を吸収すると16号をもはるかに上回る力を発揮したが、精神と時の部屋で修行したベジータには敵わなかった。その後、18号を吸収して完全体に進化したことで、ベジータを圧倒的な実力でねじ伏せた。完全体になり、外部から他者を吸収する必要がなくなった後は尻尾も短くなったが、吸収口だった部分から「セルジュニア」を生み出した。 体力までは完全回復しないもののピッコロ(ナメック星人)の細胞を含むため再生能力を有している。頭部の核が残っていれば何度でも再生が可能だが、悟空のかめはめ波で腰から上までが吹き飛んでも再生していた。当初はピッコロの腕の再生を見るまで認識しておらず、使っていなかった。サイヤ人である悟空とベジータの細胞も含むため、瀕死状態から復活すると大幅にパワーアップする。アニメではフリーザ親子の細胞により宇宙空間でも行動している。
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