外観・来歴とは? わかりやすく解説

外観・来歴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 09:31 UTC 版)

ダイマクション・カー」の記事における「外観・来歴」の解説

バックミンスター・フラーによるオリジナルダイマクション・カーは、計3台が製作された。 1号車 1933年7月製作 - 車体突端部に1灯のヘッドライト備えボディカラーは白をメイン飛行機や船のように車体下部のみを別色の暗色(詳しい色相不明)とし、トップキャンバスフロントガラスには曲面ガラス用いた1933年10月18日アメリカ合衆国特許庁出願1937年12月7日に、2,101,057番として特許付与された。シカゴ万博での事故後に修復され万博第一期終了後水上飛行機世界最速記録築いたアルフォード・F・ウィリアムス(Alford F. Williams 通称キャプテンAI」)が購入し最終的に1943年ワシントンD.C.米国商務省標準局のガレージにおいて焼失した給油後にガスキャップをはめ忘れたために引火炎上したとされる2号車 1934年1月製作 - イギリス自動車愛好家依頼により製作された。ヘッドライトは2灯が横並び配置されボディカラー光沢のある暗色フロントガラス平面ガラス採用し側面窓を増やすなど、1号車とは外観にも相違見られる3号車 1934年製作 – 2号車に似るがハードトップとなり後方に「背びれ」状の換気口備える。塗色エメラルドグリーンメイントップのみを白とする。内装は青で強化メラミン樹脂「フォーマイカ」で製作された。シカゴ万国博覧会第二期出品された後、レオポルド・ストコフスキー夫妻購入したその後9年間に何度も転売されて消息不明となる。 なお、設計者であるバックミンスター・フラー自身も2回の事故起こしている(3台のうちいずれでかは不明)。

※この「外観・来歴」の解説は、「ダイマクション・カー」の解説の一部です。
「外観・来歴」を含む「ダイマクション・カー」の記事については、「ダイマクション・カー」の概要を参照ください。

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