外観・機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 03:53 UTC 版)
「近鉄21000系電車」の記事における「外観・機器」の解説
塗装は、21020系に併せて裾部をジェントルベージュ■に塗り替え、窓周りのオレンジの細線はなくなるなどの変化があった。オレンジ帯は少し赤味が強くなり、コスメオレンジ■とした。従来、折戸部分にはオレンジ帯は通されていなかったが、改造に際して通された。同時に扉上に雨どいが取り付けられた。一次車特有のふくらみのある扉は、フラットなタイプに交換された。12400系・30000系などで行われた行先表示器・号車表示のLED化は行われず、従前の幕式で存置されている。 車体の連結面には板状の転落防止幌が設置された。また、一次車のモ21200形の入換用運転台は、改造に際して撤去された。他の入換用運転台は残されている。 連続窓の構造は21020系と同様のタイプに作りかえられ、窓柱にあった縦の押さえゴムは無くなった。窓ガラスもフロント窓と一緒に、緑がかったものに交換された。また喫煙コーナーが設置されたことに伴い、その場所に横長2段の窓が設けられた。サイズは21020系と同様である。 主要機器については基本的に従来通りの仕様・機器配置とされたが、パンタグラフについては、モ21100形とモ21304形の間に高圧母線を引き通し、それぞれ1基搭載とした。
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