外来種としての経緯とは? わかりやすく解説

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外来種としての経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/08/02 09:59 UTC 版)

イッカククモガニ」の記事における「外来種としての経緯」の解説

日本へは船舶バラスト水幼生紛れこんで持ち込まれたと考えられている。1970年代東京湾確認された後、伊勢湾大阪湾仙台湾などの汚染域を中心に定着している。日本以外でも朝鮮半島日本海沿岸南アメリカ大西洋岸などで確認されている。

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外来種としての経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 08:07 UTC 版)

カダヤシ」の記事における「外来種としての経緯」の解説

カダヤシのもともとの分布域ミシシッピ川流域中心とした北アメリカ中部だが、ボウフラ(カの幼虫)を捕食し、また水質浄化に役立つとして、明確な根拠はなかったものの世界各地移入された。移入されカダヤシは強い適応力分布広げ今や熱帯温帯域の各地分布する日本分布するカダヤシは、1913年アメリカから、また1916年台湾経由持ちこまれた。ボウフラ駆除のために移入されたものであるその後東京から徳島移植され、さらに徳島から日本全国移植された。1970年代急速に分布広げ2000年頃には福島県以南各地分布確認されている。 日本における近年メダカ減少原因一つにも挙げられている。汚染強く都市市街地周辺ではいつの間にやら水域メダカカダヤシに置き換わっていたということもある。しかし、一般にカダヤシという種の存在さえあまり知られておらず、置き換わっていると気づかれないことが多い。なお、沖縄県ではさらに汚染進んだところをグッピー占める。 しかしながらカダヤシ移入した水域であっても、必ずしもメダカ駆逐するわけではなく依然としてメダカ優位種として占める場所も多い。また、両者食性遊泳力の違いなどから、棲み分けることも珍しくないメダカ汚染に弱いのは卵の段階であり、成魚においては両者とも汚染への耐性大差がない加えてカダヤシは5以下の低温に弱いため、水温保てない場所では越冬できずに全滅してしまう。メダカの好む植物質の餌や流水産卵必要な水草などが減少しメダカ生息しづらくなった環境結果としてカダヤシ生き残っただけと言うことままある日本以外でも在来小型淡水魚カダヤシ駆逐され、絶滅危惧されるほどに減少する事態発生している。オーストラリアニュージーランドでは、殺魚剤による駆除実施されている。 2006年2月には外来生物法施行令により、特定外来生物として指定された。これにより日本国内での、特定外来生物としての輸入販売頒布譲渡飼養制限を受け、放つことが禁止され、最高三年懲役、または三百万円罰金刑対象となっている。 2009年現在、本種は国際自然保護連合(IUCN)が選定した世界の侵略的外来種ワースト100および日本生態学会選定した日本の侵略的外来種ワースト100選定されている。

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外来種としての経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 15:39 UTC 版)

ヤシオオオサゾウムシ」の記事における「外来種としての経緯」の解説

ヤシオオオサゾウムシ東南アジアオセアニア熱帯域に自然分布しサゴヤシココヤシアブラヤシビンロウジュビロウなど各種ヤシ類食樹としていたが、20世紀末頃から日本西日本中国中東ヨーロッパなど亜熱帯温帯地域分布広げており、21世紀初頭時点でも分布域拡大中である。これらは街路樹栽培用などの用途売買されるヤシ類付いて広がったものとみられる。髄を食べることで、ヤシ類弱らせる他、フザリウムFusarium oxysporum)を媒介してヤシ立枯病起こすことでも枯死原因となり、樹木被害が相次ぎ重大な害虫として警戒されるようになったまた、リュウゼツラン科アオノリュウゼツランなどにも被害起きている。 新たに侵入した地域には西日本ヨーロッパなどの温帯域も含まれているが、これらの地方でも寒さ死滅せず、越冬世代交代繰り返している。また、成虫一度飛翔数百mほどの長距離を飛ぶことができ、かなりの距離を移動してさらに分布広げている。侵入され各地では枯死したヤシ処分フェロモンによるトラップなど駆除対策も執られているが、逞しさもあって21世紀初頭時点ではどの地域根絶至っていない。 日本では1975年頃沖縄県最初に確認された。1997年岡山県1998年宮崎県本土侵入確認され以後西日本各地分布広げた。これらの地域では街路樹など植栽されカナリーヤシフェニックス)への被害多く報告されている。

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