立枯病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/05 23:52 UTC 版)
立枯病(たちがれびょう)は、植物に立枯症状を生じる病害の一種。
種類
以下では代表的な立枯病について述べる。
- イネ苗立枯病
- 育苗中のイネ苗が、フザリウム属菌、ピシウム属菌、リゾプス属菌、ムコール属菌、トリコデルマ属菌、白絹病菌などの糸状菌に感染し、萎凋し、淡褐色に変色して枯死する病害[1]。
- オリーブ立枯病
- オリーブがRalstonia solanacearumに感染し、葉が退色した後に萎凋し枯死する病害[2]。
- ダイズ立枯病
- ダイズがFusarium oxysporumなどに感染し、葉や葉柄が黄化して下垂し、枯死に至る病害[3]。
- トマト立枯病
- トマトがFusarium solani-melongenaeに感染し、萎凋し、枯死する病害[4]。
- ニレ立枯病
出典
- ^ “イネ苗立枯病”. 山口県. 2025年9月6日閲覧。
- ^ “病害虫発生予察特殊報第1号”. 三重県病害虫防除所. 2025年9月6日閲覧。
- ^ 仲川 晃生「植物防疫基礎講座:土壌病害の見分け方(4)ダイズ編」『植物防疫』第66巻第8号、日本植物防疫協会、2012年。
- ^ “令和7年度病害虫発生予察特殊報第1号”. 山口県. 2025年9月6日閲覧。
「立枯病」の例文・使い方・用例・文例
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