ニレの種類と抵抗性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 14:23 UTC 版)
ニレの種類により抵抗性に差がある。一般にアジア産種はこの病気に対する抵抗性が強いが、欧米産種は感受性であり弱い。以下、主な種の抵抗性とその種の分布地について述べる。学名の後が分布地を示し、意味は亜=東アジアおよびシベリア、ヒ=ヒマラヤ地域、欧=ヨーロッパ、米=アメリカである 強抵抗性 アキニレ(Ulmus parvifolia、亜)U. pumila(亜),U. willsoniana(亜) 弱抵抗性 ハルニレ(U. davidana)、オヒョウ(U. laciniata、亜)、U. crassifolia(米)、U. lanceaefolia(ヒ)、U. lacianata(亜)、U. macrocarpa(亜)、U. minor(欧)、U. villosa(ヒ)、U. wallchiana(ヒ) 強感受性 U. alata(米)、U. americana(米)、U.minor(欧)、U. celtidea(欧)、U. elliptica(欧)、U. glabra(欧)、U. laevis(欧)、U. rubra(米)、U. serotina(米)、U. thomasii(米)、U. turkestiana(亜)、
※この「ニレの種類と抵抗性」の解説は、「ニレ立枯病」の解説の一部です。
「ニレの種類と抵抗性」を含む「ニレ立枯病」の記事については、「ニレ立枯病」の概要を参照ください。
- ニレの種類と抵抗性のページへのリンク