吸血鬼退治人組合(バンパイアハンターギルド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:52 UTC 版)
「吸血鬼すぐ死ぬ」の記事における「吸血鬼退治人組合(バンパイアハンターギルド)」の解説
吸血鬼退治人の組合。民間からの依頼はここで受けつけ、退治人たちに仕事を割り振る。 ゴウセツ / マスター 声 - 稲田徹 新横浜周辺の退治人が所属する組合のギルドマスターを務める男性。副業として『新横浜ハイボール』というバーを営む。基本は温厚でノリの良い性格だが、怒ると非常に怖い一面があり、溺愛している娘のコユキに近づく男には容赦がなく、特に吸血鬼野球拳大好きに対して強い殺意を向けている。 現役時代は大槌で杭を打ち出す技を使用していた。サテツとタビコは弟子にあたる。 コユキ 声 - 高田憂希 ゴウセツの娘。『新横浜ハイボール』で働いている。おっとりした雰囲気を持ち、台詞は吹き出しではなくコマに直接書き込まれる。父から吸血鬼退治の才能と技術を受け継いでいるが、料理の腕は極めて壊滅的で、勝手なアレンジを加えたあげく、正体不明の物体を作り上げてしまう。 “鉄の左手”サテツ(“てつのひだりて”サテツ) 声 - 細谷佳正 巨体と怪力を持つお人よしの吸血鬼退治人。ロナルドとは同期。鉄製の左腕をもつが、腕に鉄製のカバーを装着しているだけで義手ではない。大食漢。 極度のお人よしかつ少々引っ込み思案な性格で、吸血鬼退治人たちの中でもドラルクに対する扱いは優しく、ヨモツザカの身を案ずる数少ない人物でもある。後に退治した吸血鬼マナー違反からは「兄ィ」と呼び慕われている。弟から借りたヤンキー漫画に影響されて一時期ヤンキーになっていたことがあり、吸血鬼退治人を見下して自分たちで下等吸血鬼狩りを行っていたが、ロナルドやゴウセツに助けられたことで考えを改め、プロハンターになった。改心した後もヤンキー時代の凶暴な言動をしてしまうことがあるが、本人にとってはグレていた時期のエピソードは黒歴史となっている。 “鉤爪の蜘蛛”ショット(“フック・スパイダー”ショット) 声 - 田丸篤志 蜘蛛の巣をあしらったメキシコ風のバンダナやマントを着用した吸血鬼退治人。ロナルドとは同期。袖口から無数の鉤爪を射出して戦う。福井県出身で、高校卒業後に退治人を目指して地元を離れ、新横浜で活動を始めた。Y談おじさんの催眠術でムダ毛フェチであることが発覚し、その後も作中でいじられている。 ”熊殺し”シスター・マリア(”くまごろし”シスター・マリア) 声 - 日笠陽子 猟銃を携え、シスター(修道女)の服を着た吸血鬼退治人。巨乳でスタイルのいい美女だが、豪快な性格で男口調で喋り、一人称も「俺」。姉御肌であり、他者を気にかけ励ましの言葉をかける優しい一面を併せ持つ。羞恥心は少なく、退治中に人前で下着や裸をさらすことにあまり抵抗がない。丹沢山中の猟師小屋に住んでおり、本業はマタギ。 “マシマシ中華娘”ター・チャン(“マシマシちゅうかむすめ”ター・チャン) 声 - 石原夏織 チャイナドレスを着た小柄な吸血鬼退治人。トンファーを武器に使う。片言の日本語で話すが、やたらと毒舌。実家は中華料理屋。 ヴァモネ 趣味でカモの着ぐるみを着た吸血鬼退治人。ロナルドの師匠であり、ゴウセツやヒヨシの現役時代から第一線で活躍してきた歴戦の強者。武器は特殊大太刀「葱」。趣味で広報用ダンスを作っている。言葉はいっさい発さず、ジェスチャーやメモで意思疎通をとる。 “吸血鬼調教師”シーニャ・シリスキー(“ゲテモノちょうきょうし”シーニャ・シリスキー) 声 - 小野坂昌也 ボンデージ衣装を着た筋肉質の吸血鬼退治人。捕らえた吸血鬼を自分好みに調教するのが趣味。ドラルクのことをいたく気に入っているが、当のドラルクからは強い苦手意識を抱かれており、ナギリにも強いトラウマを与えている。新横浜の退治人の中では古株で、新人時代のショットにいろいろと教えたため、現在でも組んで活動することが多い。若いころは細身の美青年だった。 作者の読み切り作品「マリリーン大魔法研究所」に登場するロシアン・マフィアのボスの従兄弟という設定がある。 メドキ 声 - 酒井広大 僧侶のような姿の吸血鬼退治人。吸血鬼退治用グッズの店の店員を兼業している。 ショーカ 声 - 間島淳司 消防士のような姿の吸血鬼退治人。高圧水流で戦う。合理的で寡黙な性格。 ホームランバッター 声 - 塩尻浩規 野球選手のユニフォームを着用した陽気な吸血鬼退治人。バットとボールで戦う。 ロビン 三つ編みのおさげ髪とそばかすが特徴の吸血鬼退治人。中性的な容姿をしているが、男性。
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