南斗五車星編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 17:04 UTC 版)
「北斗の拳の登場人物一覧」の記事における「南斗五車星編」の解説
トウ 声 - 土井美加、山本百合子(第83話の初登場時) / 甲斐田裕子(新OVA) / 釘宮理恵(DD北斗の拳) 南斗五車星の一星「海」のリハクの娘。父や他の五車星の拳士ともども“南斗聖拳最後の将”であるユリアを護る。 幼い頃よりラオウを一途に愛していた女性で、ラオウがユリアを求めて最後の将の都を急襲した際には、ユリアの影武者となって脱出する時間を稼ごうとする。その時にラオウへ愛を告白するが、受入れてもらえないことを悟るとラオウの短剣を奪って自ら胸を刺し自害する。ラオウの記憶の中で生き続けることを願った行動であったが、当のラオウには「想いが届かないならば、誰の手に渡らぬよう殺してしまえ」と言われている。 アニメでは再三の出仕の要請に応じないジュウザに対し、彼の性格を利用して眠り薬を盛った酒を飲ませ最後の将のもとに連れてくるなどの活躍が見られたほか、トウとラオウのエピソードも若干追加されている。『真救世主伝説』ではラオウとの絡みはカットされているために登場していないほか、新OVAではジュウザの穴埋め的存在だった。テレビアニメでは髪の色が銀髪だったが、新OVAではピンク、『DD北斗の拳』では水色になっている。原作とテレビアニメ版は少々老けて見えるが、新OVAでは原作とテレビアニメ版より若干若いようである。 コグレ アニメオリジナルキャラクター。野盗のボスで、ケンシロウ一行に鶏の卵をくれた鶏商人を襲って殺害し、鶏をも奪って食した。グズリ、ジーラ、ナブリの仲間3人と共に繰り出す「泰山流四束拳」でケンシロウを苦戦させるが、コグレが全ての指示を出している司令塔であることを見破ったケンシロウは、秘孔を突いてコグレの動きを封じて4人を倒した。また、ケンシロウと戦う前に野盗仲間が秘孔を突かれて死亡した様子を見て北斗神拳だと見抜き、KING軍やサウザーの軍勢を倒したことも知っていた模様。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}モデルは聖飢魔IIのデーモン閣下。これに対し、デーモン閣下本人は不快感を示した[要出典]。 サバト 声 - 安西正弘 アニメオリジナルキャラクター。とある村を支配していた醜い顔をした太った大男。かなりの大食漢で、人質を取って村の青年・ジノムたちによその村を襲わせ、食料を略奪させていた。戻って来たジノムたちとともに村に来たケンシロウと対峙し、ボディプレスと槍で攻めるが全く通じず、秘孔「錐樵」を突かれて体中から血の臭いを噴出させられ、カラスの大群に襲われたうえ爆死した。 ダルカ 声 - 郷里大輔 ある村から女や食料を奪ってきた野盗の首領で、ジュウザ曰く「ガマガエル」。突然現れたジュウザに、いきなり口の中に小便(アニメでは洗濯した水)をかけられた上に、顔を踏まれる。怒ってジュウザを地面に叩き付けようとするが、そのまま膝で首をへし折られて死亡し食料と女たちを奪われた。 アニメ版では「崋山角抵張手」の使い手という設定が追加され、最期はジュウザにハイキックを受けた直後に首をへし折られて死亡した。 ヘグ 声 - 千葉繁 野盗の首領ダルカの副官で、眼帯を着用した小男。ジュウザにダルカを殺され女たちを奪われた挙句、食料庫を空っぽにされたことを知り(アニメ版ではさらにダイナマイトで爆破される)、泣きながらハンカチを咥えてジュウザを「とんでもねぇ悪党だ」と評していた。 ゲルガ 声 - 島香裕 野党のボス。アニメ版で命名された。「泰山破奪剛」の使い手で地に衝撃波を走らせる剛腕が自慢。自らのアジトに侵入したジュウザと一戦を交えるが、腕を我流の拳で破壊され、首は足で、足首は腕できめられ、最期は背骨をばっさり折られて死亡する。アニメではその後に爆死している。 アニメ版では、ジュウザがゲルガのアジトの女たちをさらって自分の根城に連れて行ったために、ゲルガがジュウザのもとに乗り込んでくる展開になっている。 フドウの部下 声 - 小林通孝、大塚芳忠 フドウにシュレンの死に様を伝えた後、ジュウザを説得するよう命じられた2人組。2度の説得に失敗するも薬を盛って南斗最後の将の居城へ連行するという荒業を使い、最後の将ことユリアと対面させた。これで五車星の一員として動くことを決めたジュウザに同行し、ジュウザがラオウの足止めに成功する様を見届けた。その後、ケンシロウの道案内を務めるようジュウザに命じられ、ケンシロウがカンを助けたところで合流するが、タンジとジロの危機にも拘らず、事態をフドウに任せて当初の予定通りケンシロウをユリアのもとに案内しようとした。しかし、ケンシロウは「南斗最後の将の涙もこの子(カン)の涙も変わりはない」とフドウたちの救援を決意する。 ジュウザへの2度目の説得の際に、野盗のアジトの天井から飛び降りて侵入したジュウザに付いて行ったのを見る限り、それなりの実力がある者たちであったが、さすがに流砂に落とされたタンジとジロを救おうと流砂に飛び込み、砂中に飲み込まれつつあったフドウを引き上げることは2人がかりでもできず、そこをヒルカ配下の弓兵隊に狙い撃たれ死亡した。アニメ版ではリハクの部下となっている。 タンジとジロ 声 - 頓宮恭子(タンジ) / 高木早苗(ジロ) ヒルカの実子(アニメ版では同じ一族という設定)だが、非情にも捨てられてしまった兄弟。山のフドウの養子として引き取られていたが、フドウをおびき出すためにヒルカにさらわれて底なしの流砂に投げ込まれる。しかし、命がけで流砂に飛び込んだフドウと彼の救援に駆けつけたケンシロウにより命を取留める。 カン 声 - 江森浩子(第96話)→上村典子(第104、106話) 山のフドウの養子として育てられている子供たちの一人。養子仲間のタンジとジロがヒルカに連れ去られたことをフドウに伝えようとしたが、拳王先遣隊に見つかり、いたぶられている所をケンシロウに救われた。
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