勝利の方程式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/06 15:49 UTC 版)
プロ野球における勝利の方程式(しょうりのほうていしき)は、リードしている試合において、そのリードを最後まで守りきるためにとられる、チームの定石となっているリリーフ投手(中継ぎ投手、抑え投手)の継投策、および継投パターンのことを指す。
- ^ セットアッパーのヒゲ魔人・五十嵐、抑えの大魔神・佐々木が活躍し、1998年の横浜の日本一に大きく貢献した。この年の佐々木は当時の日本記録45セーブを達成して、リリーフ投手として史上3人目の最優秀選手に輝いた。MVPを受賞した他の救援投手に江夏豊(1979年、1981年)、郭源治(1988年)、浅尾拓也(2011年)、デニス・サファテ(2017年)がいる。この2人に加えて島田直也も中継ぎの一翼として重要な役割を担い、島田は1999年にオールスターゲームへ出場した。
- ^ 特に左投げの遠山と右投げの葛西を相手打線の左右に応じて一方が一塁手として待機することで遠山-葛西-遠山-葛西のような継投を行い、「遠山・葛西スペシャル」、または「勝利の連立方程式」と呼ばれた。
- ^ 特に、2002年の防御率は、石井:1.51、五十嵐:2.08、高津:3.89で、3人合計の防御率2.19(209 1/3回、自責点51点)に高い成績を残した。
- ^ 抑え投手を称える指標であるセーブは、1974年シーズンから採用されている。
- ^ “「スコット鉄太朗」がトリオでトリプル30”. 日刊スポーツ. 2016年10月26日閲覧。
- ^ 『60試合クインテット』が2チームも…“継続”することの難しさ BASEBALL KING 2017年12月19日
- ^ 史上初5人60登板…常識覆す阪神「1度」の肩作り 日刊スポーツ 2017年12月16日
- ^ a b 金本虎が誇る最強リリーフ陣!60試合登板の五人衆 Baseball Crix 2017年10月8日
- ^ 阪神、高橋が到達で60試合カルテット達成!ドリスも達成すれば史上初5人大台 SANSPO.COM 2017年9月26日
- ^ 阪神・ドリス、「60試合クインテット」へフル回転誓った! SANSPO.COM 2017年9月27日
- ^ リリーフ投手として史上初めての最優秀選手に輝いたのは、1998年の佐々木主浩(横浜)である。
- ^ “中日・鉄壁リリーフトリオの愛称は「大福丸」 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社. 2020年11月7日閲覧。
- ^ “ヤクルトを変えた“ROB”の誕生 救援陣の再建に腐心しつかんだV”. スポーツナビ. 2016年10月26日閲覧。
- ^ “12球団ナンバーワン!オリックス中継ぎ陣の作り方”. 週刊ベースボールONLINE. 2016年10月27日閲覧。
- ^ 特に、2005年の防御率は、薮田:3.07、藤田:2.56、小林雅:2.58で、3人合計の防御率は2.77(139 2/3回、自責点43点)の高い成績を残した。
- 1 勝利の方程式とは
- 2 勝利の方程式の概要
- 3 概要
- 4 「勝利の方程式」の主な一覧
- 5 関連項目
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