円卓の同志
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:16 UTC 版)
「ノブナガ・ザ・フール」の記事における「円卓の同志」の解説
ガイウス・ユリウス・カエサル 声 - 中村悠一 / 演 - 北村諒 「円卓の同志」のメンバー。仮面の青年。19歳。ダ・ヴィンチ追撃の任務を名乗り出る。オダ家を偵察した際にイチヒメに興味を抱く。タケダ軍がオダ家を攻めている戦場に現れ、シンゲンに加勢(その際、ノブヒデを殺害した)。タケダ家をビジネスパートナーと呼び、同盟関係を結ぶ。しかし、ノブナガとシンゲンの一騎討ちの際、シンゲンを背後から襲い殺害。その罪をノブナガに擦り付けた(その時に風の神器を奪うも、後の戦闘でノブナガに奪い返されている)。その後はエチゴ国を訪れ、ウエスギ・ケンシンとも同盟を結ぶ。そしてノブナガと決着をつけるべく大軍でオダ家に侵攻。乗機の武器の弱点を突かれた作戦で窮地に追い込まれるが、彼の叫びに応えた東の星が新たな武装を顕現させ、ノブナガ達を退けた。 そしてノブナガから提案された茶会に参加するが、そこでオダ家と同盟を結ぶ代わりにイチヒメを貰い受けることを要求し、彼女を側に置く。菓子(ケーキなど)を作れるらしく、イチヒメに振る舞っている。ハンニバルとシャルルマーニュが東の星へ攻め入ってきた際、イチヒメの言葉を受けて西の星を裏切り、ケンシンと共にノブナガ達を助けた。ジャンヌ救出に西の星へ向かうアヅチに同行するが帰還時に取り残され、ミツヒデと共にチェーザレの捕虜となる。だがアーサーの面会において罪を許され、最古の神器であるエクスカリバーをアーサーから託される。それを持って東の星へ降り立ち、アマノハシダテを起動した。 ノブナガに対しては西の星と和平を結ぶべきだと交渉を行うが、以前の彼と変わってしまったことを見抜かれ断られる。自分に会いに来たイチヒメには、共にペルフェクタになり永遠に生きる道を説くが、拒絶されたため彼女をクオ・ヴァディスに連れ込み、追って来たノブナガと刃を交える。アーサーの目指す理想郷の夢に惑わされていたが、ノブナガに敗れイチヒメと語り合ったことで自身の過ちを悟る。しかし、突如その場に現れたネルとビアンキの襲撃を受け、イチヒメ共々致命傷を負う。最後の力を振り絞ってネルを斬り伏せ、イチヒメに看取られながらこの世を去った。 アレクサンダー 声 - 中井和哉 「円卓の同志」のメンバー。筋骨隆々な将軍。32歳。戦乱に荒れる西の星を統一しようとするアーサーの最初の強力な力となった。アーサーからは目を掛けられており、自分に素顔を見せ采配を託した彼に感涙し、大艦隊を率いて東の星へ向かう。戦では死の恐怖を全く感じたことがなく、ダ・ヴィンチがアーサーがいなければ彼が西の星を統一していたと語るほど圧倒的な力を有している。東の星へ降り立った際はケンシンを退け、ノブナガを赤子の手を捻るように軽くあしらった。ヨモツヒラサカにおけるノブナガとの生身の戦闘で左腕に龍の呪縛を受ける。パレ・ナトゥーラ下における最後の戦いではヒデヨシやケンシンと再戦し、さらにガイアを黄金の龍へと変化させノブナガのザ・フールと相対する。アーサーの死後も生存しており、ノブナガとジャンヌが消えた光を見て「龍が天に還るか」と呟くと同時に彼の龍の呪縛も消え去った。 マゼラン 声 - 松岡禎丞 「円卓の同志」のメンバー。左目に眼帯を付けた提督。22歳。普段は東の星と西の星をつなぐ唯一の航路を航行しており、星船艦隊を指揮している。ゆえに西の星にいることは少ない。西の星の中でも数少ない東の星への渡航経験者。ダ・ヴィンチとジャンヌに星船「タケトリ」と「ザ・フール」を奪われた。作中の中盤以降はほとんど登場せず、最終話にてアレクサンダーを出迎えに現れている。 ハンニバル・バルカ 声 - 大原さやか 「円卓の同志」のメンバー。妖艶な女性。好戦的で残虐な性格。所持する神器は水。第13話にてシャルルマーニュと共に東の星へとやって来る。オダ家の領地を神器を使って凍らせ、氷漬けにした領民を人質にノブナガ達が持つ神器を全て渡すよう要求する。ジャンヌの神器を渡す代わりに領民を助ける条件を呑むが、即座に反故しジャンヌを捕縛した上、領民を殺害する。そしてシャルルマーニュとの連携でノブナガ達を追い詰めるも、カエサルとケンシンの登場により目論見が崩れ、窮地に陥る。討たれる寸前、シャルルマーニュに助けられてマゼランの艦へと送り届けられた。その後はシャルルマーニュの仇討ちに燃えている所をチェーザレの手で殺された。 シャルルマーニュ 声 - 石川界人 「円卓の同志」のメンバー。美形な優男。生真面目で誇り高い性格。所持する神器は風。ハンニバルに対しては「崇拝」に近い感情を抱いており、了承や同意を示す際は「Oui mon empress(フランス語と英語が混ざった形で「我が女帝」)」と返す。恋人関係にも見える描写もあった。東の星へ降り立った際は、ハンニバルとの連携でノブナガ達を苦しめた。しかし、カエサルとケンシンが現れた際、ケンシンに挑むも返り討ちに遭い、機体を大破される。最後は瀕死になりながらもハンニバルへ自身の神器を投げ渡し、彼女の機体のコクピットブロックを分離して脱出させ、乗機の爆発と共に戦死した。 チェーザレ・ボルジア 声 - 近藤孝行 「円卓の同志」のメンバー。茶色の髪を束ねた男性。ハンニバルとシャルルマーニュが東の星へ向かった際、自身もマゼランの艦に同乗している。ジャンヌを連れて逃げ帰ってきたハンニバルを迎えるが、彼女を背後から刺して殺害した。ジャンヌを拷問したり、彼女の生まれ故郷の村をその場にいたマキャベリごと焼却しようとするなど、冷酷で知略に長けている。その後は西の星に取り残されたカエサルとミツヒデを捕え連行する。また、アーサーのために世界の終わりを防ぐ死を超越した者「ペルフェクタ」を秘密裏に作り出していた。カエサルのことは前から意見が合わず嫌っており、ネルとビアンキを差し向けて、彼(とイチヒメ)を殺害する。後にマキャベリもその手で殺めている。作中の多くの人物を死に追いやるが、最後はパレ・ナトゥーラ内でジャンヌを狙撃した直後にミツヒデに撃たれ、アーサーの作る世界の一欠けらとなることを望みながら息絶えた。 チャンドラ・グプタ 声 - 藤原貴弘 「円卓の同志」のメンバー。頭にターバンを巻いたインド風の男。同志の中では古参にあたる。アレクサンダーと共に東の星への遠征に赴く。降り立ったタケダ領を自身のイクサヨロイで蹂躙するが、その場に現れたケンシンに乗機を破壊され、あっけなく戦死した。彼はガナパティとカウティリヤという2機の大イクサヨロイを所有していたが、後者の方は作中に登場しなかったため、詳細は不明。
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