円卓の騎士として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/13 16:58 UTC 版)
この後も、ガレス卿は円卓の騎士として冒険をし、また他の騎士の物語に脇役として登場することになる。 とくに、ガレス卿は自分を騎士に任じてくれたランスロット卿を非常に尊敬しており、ランスロットとの関係で登場することが多い。また、ランスロットも自分を敬ってくれるガレス卿を愛しており、あるトーナメントでガレス卿が妻のために優勝したがっていることを知ると、自身は出場を辞退していたりもする。そのお陰で、このトーナメントにおいてガレス卿はランスロット以外の全ての騎士を打ち倒し、優勝を果たしている。 また、ガレス卿の兄弟たちはどこか性格的に影があり、騎士道にもとる行いをするのであるが、ガレス卿のみはそのような行いに手を貸していない。例えば、兄のガヘリス卿は母親殺しの罪を負っている。また、ガウェイン卿はペリノア王の暗殺、さらに弟のガヘリス卿、アグラヴェイン卿、モルドレッド卿らと集団で父の仇の息子であるラモラック卿を闇討ちにし、暗殺しているが、ガレス卿のみはこれらの行為の全てに加担していない。むしろ、兄たちがこのような行為をしていると聞いて、嘆くシーンが多々見られる。
※この「円卓の騎士として」の解説は、「ガレス」の解説の一部です。
「円卓の騎士として」を含む「ガレス」の記事については、「ガレス」の概要を参照ください。
- 円卓の騎士としてのページへのリンク