作家、歌手、タレント、政治家としてとは? わかりやすく解説

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作家、歌手、タレント、政治家として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 16:30 UTC 版)

野坂昭如」の記事における「作家、歌手、タレント、政治家として」の解説

一方雑誌等コラム発表し1962年刊行したプレイボーイ入門』で「元祖プレイボーイ」として脚光を浴びるまた、ブルーフィルム集めて自宅上映することも、趣味副業として行っており、その体験から書いた小説エロ事師たち』で1963年作家デビューする。 1967年には、『火垂るの墓』アメリカひじき』で直木賞受賞また、社会評論多数執筆するようになり、「焼跡闇市派」を名乗り、その体験から既存右翼左翼それぞれ批判していく評論活動を行う。1970年には言論出版妨害事件表面化に伴い、他の作家とともに創価学会系の出版物への執筆拒否表明。「潮」に連載していた小説連載打ち切ったまた、講談社編集者大村彦次郎と「酔狂連」というグループ結成メンバーは、当時若手作家である筒井康隆田中小実昌長部日出雄小中陽太郎泉大八滝田ゆう後藤明生佐木隆三阿部牧郎華房良輔黒田征太郎吉村平吉、揚野浩、村松博雄、安達瞳子華道家)、金井美恵子ら。「中華そば屋台の引き方」や「チャルメラ吹き方」を習うなど、まさに酔狂な遊びをした。 作家としてその後1985年我が闘争 こけつまろびつ闇を撃つ』で講談社エッセイ賞受賞1997年に『同心円』で吉川英治文学賞受賞2002年に『文壇』およびそれに至る文業泉鏡花文学賞受賞1972年編集長務めていた月刊誌面白半分7月号に「四畳半襖の下張」(永井荷風著)を掲載同年8月21日刑法175条猥褻文書販売違反書類送検された。1973年2月21日起訴1976年4月27日東京地裁にて有罪判決罰金刑)。1980年11月最高裁上告棄却し、有罪確定している。 この頃今東光会長とする無頼派作家集まり野良犬会」のメンバーとなる。副会長柴田錬三郎メンバーに、黒岩重吾戸川昌子吉行淳之介井上ひさし梶山季之など。 また、1970年代ラグビー日本代表だった原進との親交があり、近鉄ラグビー部社員退職後、野坂主宰しラグビーチームコーチ務めたのち、プロレスラーとして国際プロレス入団デビューするにあたり、「阿修羅・原」のリングネーム命名したこともあった。 1983年6月第13回参議院議員通常選挙に、第二院クラブ比例代表名簿1位として出馬し、同党が1議席得たことで参議院議員当選した。しかし当選から約半年後に、田中角栄ロッキード事件1審公判において実刑判決受けたことをきっかけとしておこなわれた12月第37回衆議院議員総選挙出馬するために議員辞職この間野坂国会で発言した会議内閣委員会1度災害対策特別委員会2度である。このうち8月11日災害対策特別委員会では、質問順番最後だったことと、そこまで質問対す政府答弁への不満(「天才的要領を得ないお返事」と表現している)から、「いまさら僕が質問重複してみても、新し見解とか具体的な方策引き出すことはとても無理だ思いますので、僕自身質問取りやめます」と質問をしなかった。また、10月19日の同委員会では国土庁長官加藤六月答弁中に建設省伺いたい」と発言答弁が終わるまで待つように委員長から求められると「延々とあんなこと聞いていたってしようがない。だから僕は建設省伺いたいわけです」と答えた。この質問では、野坂火山噴火のあった三宅島議員視察同行したことに言及し視察形式的なのだったことを批判して「やめた方がいい」と述べている。 総選挙では野坂は、田中角栄挑む形で同じ新潟3区から立候補し全国的な注目集めたが、遊説中に暴漢斬りつけられるアクシデントにも見舞われ22余り獲得した田中を脅かすには至らず、他の改選候補議席奪えずに落選した2009年新潟市主催する安吾賞新潟市特別賞受賞した

※この「作家、歌手、タレント、政治家として」の解説は、「野坂昭如」の解説の一部です。
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