無頼派とは? わかりやすく解説

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ぶらい‐は【無頼派】

読み方:ぶらいは

第二次大戦直後一時期無頼姿勢示した織田作之助坂口安吾太宰治石川淳檀一雄らの作家与えられた名称。新戯作(げさく)派。


無頼派

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 12:44 UTC 版)

無頼派(ぶらいは)は、第二次世界大戦後近代の既成文学全般への批判に基づき、同傾向の作風を示した一群の日本の作家たちを総称する呼び方。象徴的な同人誌はなく、範囲が明確かつ具体的な集団ではない。新戯作派(しんげさくは)とほぼ同義だが、現在はこの呼称が一般化している。


  1. ^ 宇野俊一ほか編 『日本全史(ジャパン・クロニック)』 講談社、1991年、1095頁。ISBN 4-06-203994-X
  2. ^ 関川夏央によれば、「『無頼派』とは無頼な人たちのことではない。過当労働の強烈なストレスから依存症に逃避し、心身を痛めて早死にした、まじめすぎる作家たちのことだ。/彼らの依存症は「他者とつながっていたい」を動機とする」(『やむを得ず早起き』小学館 2012年 pp.139-143)
  3. ^ 『純血無頼派の生きた時代』の 青山光二さん(2001年8月16日取材) 全国書店ネットワーク e-hon


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