企画の成立から本放送開始までとは? わかりやすく解説

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企画の成立から本放送開始まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:46 UTC 版)

「新世紀エヴァンゲリオン」記事における「企画の成立から本放送開始まで」の解説

1992年ごろ、ガイナックスは『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の続編の『蒼きウル』と呼ばれるアニメ映画企画制作行っていた。しかし、ガイナックス財政的な事情により、1993年7月ごろに制作中止された。このプロジェクト失敗で『蒼きウル』の監督から解放され庵野秀明は、すぐにキングレコード大月俊倫テレビアニメ放送時間枠確保要請し前々から企画として温めていたオリジナルロボットアニメの制作とりかかった。『蒼きウル』の要素初期エヴァンゲリオンとりいれられている。 本作テーマである「神と人類戦い」は庵野秀明による提案で、最初打ち合わせ段階決まっており、当初主人公女の子コーチのような女性だった。さらに初期では、単なる未来学園のだったが、監督鬱状態影響して現在の形に変化していった。 現在までに公開されているエヴァンゲリオン初期コンセプトは、本編いくらか違いがある。例えば、使徒の数が17ではなく28体だったり、物語クライマックスでの第12使徒との戦い人類補完計画発動含まれていた。 企画検討時点での仮タイトルは「人造人間エウァンゲリオン」であった初期タイトル案には「アルシオン」などもあったが、一度却下されていた「エヴァンゲリオン」の方が濁点があって強そうだという貞本義行意見採用される庵野貞本スタッフ対し目指している方向性『マジンガーZ』であると提示している。 当時庵野の頭の中では、本作1990年から1991年日本放送協会NHK)で放送された自らの総監作品『ふしぎの海のナディア』準じた世界観上にある続編物語であった。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}この案は結局ナディア権利所有するNHKからの版権許可得られなかったために実現しなかったが『エヴァ』の初期の企画書でも『ナディア』の敵役ガーゴイル」が、ブルーウォーター閃光触れてになってしまったことと「セカンドインパクト」は同種の現象であり、「セカンドインパクト」は「死海蒸発事件」という名になっていた他、初期案では特務機関ネルフ前身機関であるゲヒルンネオアトランティス残党予定だった。また、レッドノア内部にはエヴァンゲリオン素体思わせる巨人アダム)や、それらの骨格部品などが随所多く見られる。『ナディア最終回では、16個の白い球体爆発したレッドノア光玉そのように見える)が衛星軌道上から地球各地飛び散っていくシーンがある(使徒全部18種であるが、第二使徒リリスは月が出来た時から地中埋没、そのリリス起源とする第壱拾八使徒リリン人間のこと)。CDGood Luck Nadiaドラマパートにて、西暦2005年の第2新東京ナディアひ孫である伊藤ナディアとその友人リツコ」が語り合う場面でナディア』の物語幕を閉じている。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』ではナディア劇中音楽一部使用されている。[独自研究?] 1994年4月時点スポンサーなどへの外部企画書完成し同年6月にはガイナックスファン会報とGAINAX-NETにて、ガイナックス新作アニメーション発表された。同年11月26日発売された『月刊少年エース1月号にて漫画エヴァンゲリオン」の連載告知され同年12月26日発売2月号で貞本義行による連載始まった1995年3月10日発売された『月刊ニュータイプ4月号では、監督庵野インタビューほか、キャラクター設定とイメージボードが公開された。同年7月2223日茨城県潮来市にある潮来ホテル開催された「ガイナ95」で、本作第壱・弐話初公開された。当日スタンディングオベーション起こったほど、ファン期待を抱かせた。9月1日には貞本義行による漫画第1巻発売され10月4日本放送開始された。

※この「企画の成立から本放送開始まで」の解説は、「新世紀エヴァンゲリオン」の解説の一部です。
「企画の成立から本放送開始まで」を含む「新世紀エヴァンゲリオン」の記事については、「新世紀エヴァンゲリオン」の概要を参照ください。

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