他の系列との関係
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1978年以降は独立局であるが、関西地区をとりまくネットワーク事情もあって、中波局ネットワークや在京・在阪各局と何らかの関係があるのも特徴的である。 NRN 1965年のNRN結成に参加し、1977年まではNRN系列に加盟していたが、1978年に後楽園球場などでの読売ジャイアンツ戦の放送をNRNで出来なくなると、関西地方で唯一巨人主催試合を中継することを条件にRFラジオ日本からネット受けをすることとなり、その結果NRNから除名処分を受け独立局となった。しかし、除名処分でもネット絡みによる円満脱退に近い形だったため、完全にNRNと縁が切れたと言う訳ではなく、NRNナイターのスポンサードネットを受けたり、また在阪3局(朝日放送ラジオ、MBSラジオ、ラジオ大阪)で放送しないNRNの番組を「番組販売」の形で時差放送するようになった。特にアニたまどっとコム帯の文化放送制作のA&G番組が多い。 一方で例外として2012年4月からニッポン放送の『オールナイトニッポン0(ZERO)』は生放送での同時ネットとなっている。過去にも直接の前番組『オールナイトニッポンエバーグリーン』や平日の22時台に放送されていた『オールナイトニッポン・スーパー(いいネ!)』〔2004年3月終了〕→『HOT'n HOT お気に入りに追加!』〔2004年4月 - 〕→『デーモン小暮 ニッポン全国 ラジベガス』〔2005年3月 - 〕→『東貴博 ニッポン全国 ラジベガス』〔2005年10月 - 〕→『ヤンピース』〔2006年10月 - 〕→『銀河に吠えろ!宇宙GメンTAKUYA』〔2008年9月 - 2009年9月30日打ち切り〕、及び『ラジオふるさと便』〔年度下半期、2006年は10月8日 - 〕も生放送での同時ネットだった。『銀河に吠えろ!宇宙GメンTAKUYA』は、2008年12月までKBS京都、2009年7月から金曜日以外朝日放送ラジオでも同時ネット放送されていた(2009年12月からは『オールナイトニッポンGOLD』を朝日放送ラジオに同時ネット)。また、KBS京都はそれ以前の22時からの番組も同時ネットされていた。 また、『タウンページpresents 石原良純のピーカン子育て日和!』(LF制作)も、野球シーズンオフ(下半期)に限って朝日放送ラジオ、KBSに時差放送ではあるが協賛スポンサーの都合もありネットされているほか、2009年・2010年の『ラジオふるさと便』もエリアが重複するMBSラジオ・KBS京都と同時ネットされていた。 2019年4月1日からは、『レコメン!』(文化放送が制作する平日夜の生ワイド番組)の放送をフルネットで開始。 2020年3月30日からは、『ランチタイム ニュース』(文化放送、平日正午のニュース番組)を同時ネットで開始。 2020年4月4日からは、『村上信五くんと経済クン』(文化放送、録音番組)を同時ネットで開始。 なお、巨人戦放送の経緯については『ラジオ日本ジャイアンツナイター』の項を参照のこと。 2006年3月11日には文化放送の生番組『A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜』のパーソナリティの1人である浅野真澄が神戸でイベントがあった関係で文化放送のスタジオと中継を結んでいる。 過去には文化放送から『大学受験ラジオ講座』→『Jランド 大学受験生ナマワイド』→『アルシェくらぶITEMAE RADIO』や『百万人の英語』といった旺文社系の教育番組もネットしていた。 JRN JRN発足以来、加盟した実績はないが、1978年9月までTBSラジオより『全国こども電話相談室』を同時ネットし(1978年10月にMBSラジオへ移行)、一時期金曜日はラジオ関西から送り出していたことがあった。 『トヨタ・ミュージック・ネットワーク』や『ロッテリア ホット ホット ヒット』(後の『ザ・ヒットパレード~毎日がベストテン NOW BEST3』~『杉山清貴のロッテリア・サウンドウェーブ』、いずれもロッテリア提供)など、TBSラジオ制作の地方局向けコマネット番組を放送していた時期もある。 TBSラジオとの関係は、キングレコード制作の『林原めぐみのHeartful Station』が、一時期『UP'S』枠でJRN系列にネットされたことがあり、『UP'S』枠終了後も一部JRN系列局にて引き続き放送されていた。『Heartful Station』終了後の2015年4月からは、同番組を補完する目的で『林原めぐみのTokyo Boogie Night』のネット受けを開始した。 2015年4月1日からは、JRNの一部ネット局で放送されている『JUNK』(TBSラジオ制作)の同時ネットを実施。朝日放送ラジオが2014年の4月改編で同時ネットを終了して以来、関西地方での放送が復活した。 2015年度よりTBSラジオ制作で一部JRNネット局にて放送されるナイターオフ番組『ザ・トップ5』のネットが開始され、以降、JRNのナイターオフ番組『TOKYO JUKEBOX』『THE FROGMAN SHOW A.I.共存ラジオ好奇心家族』でもネットを継続。2018年度の『アフター6ジャンクション』までネットした。 2019年の4月改編からは、TBSラジオ日曜午後の生ワイド番組『爆笑問題の日曜サンデー』の同時ネットに踏み切る。 2016年から、『ラジオ日本ジャイアンツナイター』において、RFラジオ日本とTBSラジオの相互業務提携が再開されることになり、JRN各局(HBCラジオ・東北放送・TBSラジオ・CBCラジオ・朝日放送ラジオ/MBSラジオ・中国放送・RKBラジオ)が制作する巨人戦の中継を行っている。なお1979-92年にも同様にRF・TBSラジオの業務提携があったが、原則的には別制作だった。 「ラジオ日本ジャイアンツナイター#JRN・NRNとの関係」も参照 MBSラジオ 土曜日の競馬放送は、MBSのアナウンサーが実況・解説するなどMBSラジオ制作で行われている。日曜日はMBSラジオで競馬放送をしている。 中国放送制作の『全国都道府県対抗男子駅伝実況中継』をMBS経由でネット受けしている(この場合『王様ラジオキッズ』を短縮して放送)。 また『ラジオふるさと便』(文化放送制作、現在の『キニナル』の枠)は、MBSラジオ経由でネット受けしていたが、2011年度はMBSラジオが編成上の都合により同番組の放送を見送ったため、ラジオ関西での放送も打ち切られた。 独立局・日本テレビ RFラジオ日本、ぎふチャンラジオ局との独立局同士で連携して番組供給も行っている。但し近年はナイター以外でのネット番組は少なくなっていたが、2022年3月のプロ野球シーズンインから『ラジオ関西ジャイアンツナイター』が基から中継が組まれていない日の予備番組は、これまでRF・CRK・GBSとでそれぞれ別々に編成していたのをRFとは予備番組の編成を13年ぶりに常時共有化し、火・水・土曜日はRF製作の「60TRY部」(火・水曜日)、「タブレット純 音楽の黄金時代」(土曜日、ただし18:55で飛び降り)をCRKに、木・金曜日は逆にCRK製作の「KOBE JAZZ PHONIC RADIO」(木曜日)、「アナログ・コネクション」(金曜日)と、「レコード・アーカイブス」(木・金曜日両方)をRFへネットする。 2013年6月24日に災害時支援協定を締結し、緊急時の対応を強化している。 また、RFラジオ日本が日本テレビグループのためか、同グループの映像・音楽ソフト部門であるバップに日本テレビ系列以外の放送局で唯一出資。2018年7月にバップが日本テレビホールディングスの完全子会社になるまで資本関係が続いた。 その他 地方民間放送共同制作協議会(火曜会)に加盟しており、同協議会制作の番組をネット放送している。かつては『Heavy Metal Syndicate』のようにFMで放送されている番組もネットしていたことがある。 2020年4月改編よりラジオNIKKEIがラジオ関西制作番組のネットを開始した。ラジオNIKKEIが通販番組・宗教番組を除く他ラジオ局制作番組をネットするのは2022年7月現在、ラジオ関西の番組のみとなっている。
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