世界5大料理入りを目指すとは? わかりやすく解説

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世界5大料理入りを目指す

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 06:37 UTC 版)

韓食の世界化」の記事における「世界5大料理入りを目指す」の解説

2008年10月16日韓国政府は「韓国料理世界5大料理化」元年宣布2017年目途10年計画で韓食を世界5大料理育成することを目指し活動開始2009年1月19日には韓国の国格を高めるための司令塔として大統領直属機関の「国家ブランド委員会」が発足2月には張太平農林水産食品部長官外交通商部協力し、韓食専門調理師育成して全世界在外韓国公館送り著名人など招待してパーティー開き韓食広報の場とする計画や、「韓国料理アカデミー」や「世界キムチ研究所」の開設2017年までに『ミシュランガイド』で星付韓国レストラン100所を作る目標表明した(「世界キムチ研究所」は2010年3月開設)。 5月初めに李明博韓国大統領夫人金潤玉名誉会長とし、東京で韓食店高矢禮」を運営するペ・ヨンジュンらを推進委員とする官民合同機関の「韓食世界化推進団」(ko:한식 세계화 추진단)を発足韓国国際交流財団米国ワシントンD.C.韓食世界化夕食会開催6月済州島開催され韓国ASEAN首脳会議では、大統領串焼き自分直接もてなすなど、積極的に広報活動勤めた2010年3月、「韓食世界化推進団」より専門性備え食品業界韓国飲食業界との調整容易にし、また海外の韓食店支援などのような事業政府直接担当するのは適切ではないといった判断から、韓国観光公社韓国国際交流財団朝鮮語版)、韓国農業協同組合韓国水産業協同組合朝鮮語版)、農水産物流通公社朝鮮語版)などが7億ウォン拠出し、民間機関として「韓食財団」(ko:한식재단)が立ち上げられた。財団理事長2008年韓国蝋燭デモ大韓民国農林水産食品部初代長官辞任した天が務め、韓食の広報外国の韓食店認証、韓食店競争力強化調理師教育コンサルティング伝統的な韓食の原型発掘世界的な韓食ネットワーク構築などの事業展開する。 この一環として2009年には民団韓食ネット協議会関西韓国食文化協会韓食世界化協約結ばれ、また「2010世界韓食広報祭り」がニューヨークワシントンD.C.香港仙台東京開催され韓国国内から選抜され料理人による「韓国広報大使」が韓食の魅力伝え活動行った東京では韓食財団服部栄養専門学校韓国レストラン認定事業東京優秀韓国レストラン推薦制度」の業務提携発表都内韓国レストランの中から審査対象となるレストラン募り海外優秀韓国レストラン」を選出2011年6月には推薦レストラン情報をまとめた『韓国レストランガイド2011東京』が出版された。 他方2009年6月25日開かれた海外優秀韓食堂認証制」の説明会では、料理店を高級・専門大衆3つ分類することや、最近2年間の現地衛生法の遵守、韓食メニュー70%以上、韓国食材使用といった認証評価基準や、認定レストラン対す資金援助などのメリット部分がほとんど決まっていなかったということもあり「海外市場への正確な把握理解なしにアプローチしている」という冷淡な反応見られた。また、韓食財団の鄭天理事長は「国民見向きもしない食店が、海外うまくいくわけがない」と話し5つ星ホテルに韓食店誘致義務化支援する計画にも触れたが、民間企業に韓食店設置義務化付けるのは無理と反発されるなど、国内的な韓食の地位向上にも課題が多い。また、2010年12月には韓食の世界化予算として242ウォン178000万円)が含まれ2011年度予算案強行採決反対派から批判浴びた2011年7月大韓民国文化財庁朝鮮王朝宮中料理ユネスコ無形文化遺産への登録を目指した登録推進委員会設置し同年ユネスコ提案行ったが、追加説明求める「情報照会勧告受けた

※この「世界5大料理入りを目指す」の解説は、「韓食の世界化」の解説の一部です。
「世界5大料理入りを目指す」を含む「韓食の世界化」の記事については、「韓食の世界化」の概要を参照ください。

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