世界各国ならびに国際機関によるハイチ地震への支援
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「ハイチ地震 (2010年)」の記事における「世界各国ならびに国際機関によるハイチ地震への支援」の解説
今回の地震での災害援助の特徴として、大規模国家の支援だけでなく、小国や貧困国、さらには世界金融危機の財政危機下に置かれている国からも人的援助が行われるなど多方面な広がりを見せている。 *支援金額に関しては、特に断りがなければアメリカ・ドルで表記。 国名・機関名金銭支援その他支援脚注国連国連総会 1000万ドル 安全保障理事会 ハイチ安定化派遣団職員の増員 世界銀行 1億ドル 専門チームの現地派遣 世界食糧計画 高カロリーのビスケット86トンの空輸 世界保健機関 12万人の治療が可能な緊急医薬品の搬送 ユニセフ 緊急募金活動 その他国際機関赤十字社 職員の現地派遣 米州開発銀行 20万ドル 欧州委員会 300万ユーロ イギリス連邦 エリザベス2世が緊急の援助を表明している 国境なき医師団 輸送機、医師団を派遣しテント病院を複数設置 アジア 日本 7500万ドル(追加分含む) 3000万円分のテントなど緊急物資。国際緊急援助隊医療チーム(自衛隊ハイチ国際緊急援助活動)、PKO部隊約1000人を派遣(自衛隊ハイチPKO派遣) 中華民国 500万ドル 同国空軍C-130輸送機、救援隊、緊急物資、医師団の派遣 韓国 1000万ドル(民間含む) 救援チームの派遣 中国 360万ドル 救援隊の派遣 アルメニア 52チーム強の救援隊の派遣 バングラデシュ 医師団の派遣 トルクメニスタン 50万ドル イスラエル 捜索救援隊の派遣 バーレーン 100万ドル 東ティモール 35万ユーロ インド 500万ドル 平和維持チーム140人の派遣 イラン テント、石けん、調理器具、缶詰などの物資を輸送。 サウジアラビア 5000万ドル カンボジア 5万ドル インドネシア インフラの復旧活動のため電気通信等の専門家を派遣 ヨルダン 野外病院の設置 カザフスタン 最高レベルの人道援助を行うと発表 クウェート 100万ドル レバノン 衣料品およびテントを輸送 マレーシア 基金の設置 パレスチナ 食料、衣服を援助 パキスタン テント3000本、医薬品8トンを輸送 フィリピン 医師、看護師のグループを派遣 カタール 26名による救助チームと救援物資50トンをのせC-17で現地に向かった シンガポール 5万ドル スリランカ 950人からなる平和維持軍を派遣 シリア 30トンの支援物資 タイ 40万ドル トルクメニスタン 50万ドル アラブ首長国連邦 人道基金の設置 ヨーロッパ スペイン 300万ユーロ 救援隊を派遣 オランダ 200万ユーロ ドイツ 100万ユーロ フランス 救援隊を派遣 オーストリア 救援ボランティアの派遣 アイスランド 捜索救援隊を派遣 イギリス 1000万ドル 2300万ユーロ相当の支援物資、英海軍捜索隊の派遣、 バチカン ローマ教皇ベネディクト16世が援助を表明している。 北アメリカ アメリカ合衆国 1億ドル カール・ヴィンソン、コンフォート、艦艇約10隻、陸海軍約15000人を派遣 ドミニカ共和国 移動式カフェテリア10基、瓦礫除去用機材、薬の提供 キューバ 400人の医師を即日派遣、30棟の野外病院開設、さらに30人の医師の追加派遣 バルバドス 軍隊を派遣 ベリーズ 様々な援助 カナダ ハイチ生まれのミカエル・ジャン総督がハイチ人を激励 セントルシア 50万ECドル セントビンセント・グレナディーン 米、穀粉など食糧の輸送 南アメリカ アルゼンチン 現地に病院を開設 ブラジル 1000万ドル ベネズエラ 医師、兵士の派遣。復興に必要なガソリンの提供 パラグアイ 5トン強の支援物資の輸送 オセアニア オーストラリア 1000万豪ドル ニュージーランド 100万NZドル アフリカ モーリシャス 50万ドル ボツワナ 100万プラ ナミビア 740万ナミビア・ドル 南アフリカ共和国 100万ランド
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