世界各国での演奏活動・他ジャンルへの参加とは? わかりやすく解説

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世界各国での演奏活動・他ジャンルへの参加

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 14:29 UTC 版)

ラヴィ・シャンカル」の記事における「世界各国での演奏活動・他ジャンルへの参加」の解説

1950年代になると、アルバム・レコーディングを行ったり、インド政府派遣による文化使節リーダーとなり、インド古典舞踊等の公演として、世界各国演奏活動行った。この一環として1958年昭和33年)に来日した際、ラジオ東京テレビ(現・TBS)にてテレビ出演し、演奏披露した同年4月6日に『東芝日曜劇場放送)。1963年には、まだ8歳だったチャンドラカント・サルデーシュムク見出し、後に内弟子として受け入れ1960年代には、当時人気だったロックバンド・ビートルズのメンバーであるジョージ・ハリスン弟子として受け入れる。1960年代には、モントレー・ポップ・フェスティバルウッドストック・フェスティバルといった大型フェスティバルにも参加インド音楽だけにとどまらずロックジャズ等のポピュラーミュージックにも影響与え存在となる。その一方シャンカル本人ハリスン弟子入りしてからポップスターのように扱われることをよく思っていなかったとインタビューの中で振り返っており、ロックフェスへの参加契約上の都合だったとしている。加えてモントレー参加していたジミ・ヘンドリクスザ・フー楽器に対して行った過激なパフォーマンスは、「楽器神聖なのである」というシャンカルからしてみれば受け入れがたいものだったウッドストック至っては、モントレーのようなテーマ性を見いだせず、シャンカル観客たちに苦言を呈する場面もあった。これらをきっかけに、シャンカルロック失望し大規模ロックフェスへの参加停止決意した。だが1971年ハリスン呼びかけ応じバングラデシュ飢饉のためにニューヨークマディソン・スクエア・ガーデン開いたチャリティーコンサートバングラデシュ難民救済コンサート』(The concert for Bangladesh)にて、リンゴ・スターボブ・ディランエリック・クラプトンとともに共に参加している。この様子はのちに『バングラデシュ・コンサート』としてアルバム化された。なお、この時にハリスン再会した際、ハリスンインド風の服装で来印しシャンカル自身西洋風服装出迎えたという。また、サタジット・レイ監督作品や『まごころを君に』(『アルジャーノンに花束を』の映画版)、『ガンジー』など多く映画音楽手掛けたジャン=ピエール・ランパルユーディ・メニューインといった西洋音楽奏者との共演積極的に行いシタール協奏曲作曲している。またフィリップ・グラスにも大きな影響与えたことで知られている。他にも尺八奏者山本邦山、箏奏者宮下伸共演している。 1991年平成3年)に第2回福岡アジア文化賞大賞1997年平成9年)には第9回高松宮殿下記念世界文化賞音楽部門)を受賞2002年ハリスン追悼コンサート開かれた際、娘アヌーシュカと参加した2012年12月11日カリフォルニア州サンディエゴ死去92歳没。 2013年2月10日第55回グラミー賞功労賞贈られる授賞式には、アヌーシュカともう一人の娘ノラ・ジョーンズ出向いた。

※この「世界各国での演奏活動・他ジャンルへの参加」の解説は、「ラヴィ・シャンカル」の解説の一部です。
「世界各国での演奏活動・他ジャンルへの参加」を含む「ラヴィ・シャンカル」の記事については、「ラヴィ・シャンカル」の概要を参照ください。

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